発達障がいがある子とトランプ遊びを楽しみたいなら!おすすめ3選!

こんにちは
お子さんの発達が気になるお母さんの味方
感覚チューニストのゆうです。
あなたは、お子さんと一緒に楽しめるトランプ遊びをお探しでしょうか?
発達障がいがあるお子さんの場合、勝ち負けがある遊びでお友達と和やかに遊ぶのは難しいことがあります。
あなたのお子さんは、遊んでいて負けそうになったり、自分の思うような流れでなくなると、面白くなくなって機嫌を損ねてしまうことはないでしょうか。
「遊びなのにそんなに怒っていたら、まわりは楽しくなくなっちゃうよ……。」
お子さんの様子にハラハラしたり、内心がっかりしてしまうこともあるでしょう。
だからこそ、あなたは、まずはお子さんと2人でトランプ遊びを楽しめないかしらと、お考えなのではないかと思います。
私もそうでした。
でも、そんなに多くの遊び方を知っているわけでもなく……。
私が知っているトランプ遊びは、どれも、流れによっては我が子の機嫌が悪くなうだったり、最後までは楽しく遊べそうにないものばかりだったんです。
だから結局は、何もしないままのことも多かったのです。
あなたはいかがですか?
負けてしまうのが嫌で、すぐに勝てないとなると面白くなくなってしまって……。
そんなお子さんの場合、一体どんなトランプ遊びなら楽しんでくれるのでしょうか。
まだ感情のコントロールが上手でないお子さんでも、穏やかな気持ちで楽しめるトランプ遊びがあったら、あなたは今日すぐにでもお子さんと遊んであげられますね。
でも、それが分からないから、あなたも困っているのですよね。
大丈夫!お任せください。
発達障がいがあるお子さんと一緒に楽しめるような、おすすめのトランプ遊びがあるのです。
そこで今回は、発達障がいがある子とトランプ遊びを楽しみたいなら!おすすめ3選!というテーマでお届けしたいと思います。
Contents
発達障がいがあるお子さんとのトランプ遊びに迷ったら?
発達障がいがあるお子さんに、誰かと一緒にする遊びの楽しみを感じて欲しいと思うお母さんは多いでしょう。
そんな時、「トランプ遊びがいいかな!」と思っても、和やかに楽しめるトランプ遊びとなると、どれをしたらいいのかと迷ってしまうわけです。
そこでまずは、どのトランプ遊びをしようか迷った時にどうしたらいいのかについて、お伝えしたいと思います。
ルールが簡単で分かりやすいものにする
まず1つ目に、「ルールが簡単で分かりやすいものにする」ということです。
お子さんに楽しんでもらうためには、お子さんがすぐに理解できる難しくないルールのものにしましょう。
お子さんに遊び方を教えてあげる際にも、ルールが簡単な方が説明しやすいですし、お子さんにも伝わりやすいはずです。
ややこしいルールは説明も長くなってしまうでしょうし、お子さんになかなか理解してもらえないと、イライラしてしまうこともあるかもしれません。
そうなってしまっては、トランプ遊びを始める前に、あなたもお子さんも既に楽しくない気持ちになってしまいますものね。
飽きずに集中できる時間でできるものにする
次に、「飽きずに集中できる時間でできるものにする」ということについてです。
1つのゲームを終わらせるのに長い時間がかかってしまうと、途中で飽きてしまって、おしまいまでたどり着けないことがあります。
お子さんと楽しもう!と意気込んで始めたはいいけれど、お子さんが途中で楽しくなさそうになってしまったら残念な気持ちになりますよね。
途中までで止めることになってしまったり、つまらない気持ちのまま尻つぼみに終わってしまうと、達成感や充実感もあまり感じられないでしょう。
私は、いったん始めたら最後までしないとゲームにならないような気がしたり、せっかくしても意味がないような気がしてしまったりして、もう少しもう少しと半ば無理矢理続けてしまうこともありました。
でも、そうして最後まで遊びきっても、なんだか私も我が子も楽しい気持ちではなくなっていて……というより不機嫌になっていて……本末転倒でした。
だから、お子さんが集中できそうな時間に合わせて、その時間内でゲームを終了できるものにしましょうね。
焦らず落ち着いてできるものにする
それでは3つ目に、「焦らず落ち着いてできるものにする」についてお伝えいたします。
トランプ遊びに限らず、ちょっとハラハラドキドキしてスリルがあると、楽しさが増すことがあります。
でも、お子さんによっては、そのスリルによって過度に焦らされてしまったり、窮地に追い込まれた気がしたり、だいぶん緊張してしまうことがあるのです。
すると、リラックスして安心した気持ちではいられませんから、トランプを扱う手元が狂ったり、トランプのマークを見落としてしまったり、自分の順番を間違えてしまったりもするわけです。
その結果、嫌な気持ちになったり、何か大失敗をやらかしてしまったような心境になってしまうこともあるでしょう。
面白くない気持ちになるだけでなく、それが怒りの感情を呼んでしまい、何かに八つ当たりしてしまうことだって考えられます。
だから、ゆったりした気持ちで、焦らず落ち着いてできるものを選んであげてくださいね。
勝ち負け重視ではないものにする
次に4つ目の、「勝ち負け重視でないものにする」ということについて、お話しいたします。
あなたは、トランプ遊びをする時に負けるのと勝つのと、どちらが好きですか?
私は、断然勝つ方が好きです!嬉しいです!もう一度やってみたくなります。
一方、負けると面白くない気持ちになって、「トランプ遊びなんてしなくても良かったんだよな~。」なんて思ったりしてしまいます。
お子さんも、きっとそうですよね。
だから、勝ち負けだけを重要視しなくていいものにしましょう。
とはいえ、どのトランプ遊びも勝ち負けを競うルールになっていますから、最後にはどちらかが勝って、どちらかが負けてしまうわけです。
だから負けてしまって明らかにそうとは目に見えないとか、勝ち負けの差が少ないとか、激しく打ちのめされなくて済むようなものにしたいですね。
ルールを変更してみる
最後の5つ目は、「ルールを変更してみる」ということになります。
あなたがご存知のトランプ遊びや、お子さんとしてみたいと思いつくトランプ遊びのルールでは、お子さんが楽しめないかもしれない時には、ルールを変更してみましょう。
私は、知っているトランプ遊びの種類が少なくて、その遊びのルールもうろ覚えだったので、はじめから我が子と楽しめるようなルールにしてから遊んでいました。
ルールを変更する時には、お子さんと一緒に、ああでもないこうでもないと色々相談してみるのがいいと思います。
自分たちで考えたルールだと、それが通用するかどうかを試したいという気持ちにもなって、別の楽しみが味わえます。
そのルールでは上手くいかなかったり面白くない時には、また別のルールに変更していけばいいわけです。
こうすると、勝ち負けを重視するだけにならず、今やっているトランプ遊びをいかに面白くするか、いかに楽しく出来るようにするか、ということにも意識が向くと思います。
発達障がいがあるお子さんと一緒に楽しめるトランプ遊び3選
いかがでしょうか。
どのトランプ遊びをしたらいいか迷ったら、お子さんが楽しめるかどうかを念頭に考えたり、既存の遊びのルールを変えたりすればいいことが、お分かりいただけたでしょうか。
それらを踏まえてここからは、あなたもきっとご存じのトランプ遊びを、どうアレンジすると楽しく遊べるのか、具体的にご紹介していきたいと思います。
ババ抜きならぬジジは誰?
まず1つ目にご紹介するのは、「ババ抜きならぬジジは誰?」です。
これはババ抜きやジジ抜きをアレンジした遊びです。
あなたもご存知のように、ババ抜きはルールが分かりやすく、比較的短い時間でできますね。
でも、たいていのトランプはジョーカーが怖い柄になっていたりするので、ババを引いてしまった途端イヤ~な気持ちになりますよね。
ババが手元にずっと残っていたりすると、もう負けてしまうのではないかと面白くなくなったり、続けるのが嫌になったりもします。
一方、ジジ抜きはジョーカーは使いませんね。
予め、どれか1枚のカードをわざと除いてから、ババ抜きの要領でスタートします。
誰も、どのカードのペアが存在しないのか分からないまま、最後の1枚(ジジ)になるまで、ゲームは続きます。
これだと、途中でイヤな気持ちにはならなくて済みますが、最後の最後でジジが手元に残ると、やっぱり敗北感で一杯になってしまうかもしれません。
そこで、このジジ抜きをする時に、お互いに何回カードを引いたら終わりにするか、予めルールを作っておくのです。
例えば「3回したら終わり!」にしたら、そこで終了です。
その後は、お互いの手持ちのカードをその場に広げて、一緒に眺めながらジジ探しをしてみましょう。
「あれ?どのカードのペアがなかったんだろう……?」
「な~んだ!これがジジだったのか~!」
こうすると、焦らされることなく、負けて嫌な気持ちになることもなく、円満に楽しく遊べますよ。
七並べならぬサンキュー並べ
次にご紹介したいのは、「七並べならぬサンキュー並べ」です。
こちらも、あなたがよくご存知の七並べをアレンジしたものです。
七並べは、「7」を起点に、「7,8,9,……」や「7,6,5,……」のように、数字が順番に並ぶように手持ちの札を出していく、という穏やかで簡単なルールですよね。
あなたとお子さんの2人でする場合、手持ちの札の中に、出せるカードが全然ない!ということはあまりないでしょう。
ただ、4種類のマークを1から13まで全部並べるには、それなりに時間がかかりますから、途中で飽きてしまうことがあるかもしれません。
その場合には、例えば「3」と「9」の2つを起点にして、「サンキュー並べ」をしてみてはいかがでしょうか。
「3、2,1」や「3、4,5、……」、「9,8,7,……」や「9,10,11、……」と、カードを出せる場所が一気に増えますね!
2人で遊ぶ場合は、ゲームスタートの時に手で持っていないとならないカードが多くて、それを程よく広げて持ち続けているのが難しいかもしれません。
また、手元にズラッと並ぶ小さな数字の中から、たった1枚を探すのが面倒に感じることもあるでしょう。
そんな時は、お互いのカードが見えないように後ろ向きになって、自分に見やすいように広げる場所を作ってから始めるのもいいと思います。
また、使うカードを限定すれば、手で持ちやすくなったり、時間の調節もできますね。
例えば1~10までのカードだけで遊べば、アルファベットが分かりにくくて混乱してしまうこともないでしょう。
ルールをアレンジする時には、どの数字までを使うことにするか、何の数字を起点にするか、またはどのマークのトランプだけを使うかなど、是非お子さんと一緒に考えてみてくださいね。
赤いカード(ハートとダイヤ)だけを使って、「2」と「9」で「ニク(肉)並べ」も楽しいですよ!
ちょっとだけ神経衰弱
それでは最後に、「ちょっとだけ神経衰弱」をご紹介いたします。
神経衰弱は、同じ数字のペアを見つけるという簡単なルールですし、もともと速さを競うゲームでもありません。
でも!親の私は、なかなか覚えられないし、覚えようとする気力もわかなくなって飽きてしまうし、毎回眠くなってしまうのです……。
楽しくなくて面白くないと、我が子たちも同じような感じになっていました。
そこで考えたのが、文字通り「ちょっとだけ神経衰弱」です。
例えば、1から6までのカードだけを使って神経衰弱をするのです。
すると、覚えるカードが少なくて済むので気楽にできますし、お互い順番に1組ずつ取っていけば、引き分けに出来るかもしれません。
また、カードは全部使うけれど、数字ではなくマークが合えばOKというルールにすると、次から次にペアが出来ますから、スピーディーに進んで新鮮ですよ。
数字を使う時でも、マークを使う時でも、ペアになったカードを同じところに重ねていって、あなたとお子さんで協力して最後の一組まで片付けるのもいいですね。
すると、「自分の方がたくさん取れた!」「全然覚えられなくて全然取れない…。」などと、勝ち負けに一喜一憂しないで遊べるはすです。
一緒に協力しよう!という場合、他にも例えば「2人で一緒に3分間で5組ペアを見つけよう!」とスタートしてもいいと思います。
それから、カードを一箇所にずらっと並べるのではなく、お子さんと相談して色々なところに置くのもオススメです。
テーブルの上だけでなく、敷いたハンカチや置いてあるコップの上、椅子の上や棚の上などにも置いてみましょう。
こうすると、カードの数字やマークが置いてある場所とセットになって、覚えやすくなることがあります。
また、腕を遠くまで伸ばしたり腰を上げたり、少し歩くという動きも加わるので、じっと座って遊ぶよりも退屈しなくてすむ!というメリットも感じられると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、発達障がいがある子とトランプ遊びを楽しみたいなら!おすすめ3選!というテーマでお届けいたしました。
発達障がいがあるかないかに関わらず、勝ち負けのあるゲームで負けてしまうのは、面白くありませんよね。
お子さんがまだ小さいうちは尚更でしょう。
それならば、はじめから一般的なルールで長い時間楽しく遊べる!という目標にしなくてもOKだと思います。
まずはお子さんが楽しめるように!勝ち負けに必至にならなくてすむようなルールにしてみましょう。
お子さんの状況に合わせた遊び方で始めて、楽しいね!一緒に出来たね!という気持ちをお二人で味わってみてくださいね。
それでは今回は、こちらで失礼いたします。
最後までお読みくださって、どうもありがとうございました。
感覚チューニスト ゆう