発達障がいがある子を支える親のケアが必要な5つの理由とは?

こんにちは

お子さんの発達が気になるお母さんの味方

感覚チューニストのゆうです。

 

 

こちらをお読みくださっているあなたは、今とてもお疲れなのではないでしょうか。

毎日毎日、発達障がいがあるお子さんのことを考えながら、ご自分の時間を削って色々とされているのではありませんか?

親なんだから!頑張らないと!!

かつての私も、一生懸命に踏ん張ってはいたのですが、元気がなくため息をついてしまう日々を送っていました。

あなたも、そうなのではありませんか?

疲れきっている自分だってケアして欲しい……だけど……。

こんな弱音を吐いちゃいけない、しっかりしないとダメだ!

自分みたいな人なんていないよね……でも自分だけじゃないって思いたい!

あなたにも、そんなお気持ちがあるのではないでしょうか。

当時の私には自分への諦めのような気持ちもありましたが、「私だけじゃないんだ!」「今の私だってケアが必要なんだ!」と思えただけで、ほんの少し気持ちが軽くなったことがありました。

今度は、それをあなたに感じていただけたらと思っています。

そこで今回は、発達障がいがある子を支える親のケアが必要な5つの理由とは?というテーマでお届けしてまいりますね。

 

発達障がいがある子どもを支える親の状況

まずは、発達障がいがあるお子さんを日々支える親御さんが、どんな状況になりがちなのかについてお話しいたします。

あなたの今の状況に、一つ一つ重ねて読んでみていただきたいと思います。

実はどれも、過去の私にそのまま重なっているんですよ。

 

相談する人が近くにいなくて孤独な気持ちになる

まず1つ目に、「相談する人が近くにいなくて孤独な気持ちになる」ということについてです。

あなたの身近には、発達障がいについて特に何の偏見も持たずに、フラットに話せる人はいますか?

発達に偏りがあることで困っているお子さんのことを、ありのまま受け入れて一緒に支えてくれる人はいますか?

近しい方々の中にそういった人がいない場合、いつでも気安く相談できる先がないということになるのではないでしょうか。

一番身近なご家族の中に、発達障がいについて偏見を持っていたり否定的な考え方をしている方がいたら、家にいても気楽におしゃべりすることすら難しいかもしれません。

これは、とっても苦しいことです。

人に話したところで何も解決はしなくても、大いに気持ちが救われることがあるのですから。

一緒になって「どうしようか」と言ってくれる人がいるだけで、「よし!頑張ってみよう!」そんな明るい気持ちになれる時だってありますよね。

これは何も発達のことに限らず、相談したくても相談できる人がいないという場合、非常に孤独な気持ちになってしまうものなのではないでしょうか。

 

頑張りに見合った効果を感じることが難しい

2つ目は、「頑張りに見合った効果を感じることが難しい」ということについて、お話しいたします。

発達が気になるお子さんのためを思って、毎日毎日頑張っていても、自分が期待しているような効果をすぐに感じることは難しいものです。

お子さんへの対応を今日変えたからといって、今日すぐに何かが変わったり、数日中に激変するなんてことは、そう多くはないでしょう。

子育て自体、何年・何十年という長い年月を費やしますよね。

一人では何も出来ない赤ちゃんの頃のお子さんを思い出していただければ、ご納得いただけるかと思いますが、本当に少しずつ少しずつ出来ることが増えてきたのではないでしょうか。

そう考えれば、発達が気になるお子さんの変化や成長だって、焦らずゆったりした気持ちで見守ることが出来るのかもしれません。

でも、今まさに困っていてどうしたらいいか分からない!どうにかしなくちゃ!と焦っている状況では、即効性を期待せずにはいられないわけです。

自分が望むような効果を即感じることが難しいと、一気にどっと疲れた気持ちになって、イライラも相当溜まってしまうのではないでしょうか。

 

自分に至らないところがあるのではないかと責めてしまう

それでは3つ目に、「自分に至らないところがあるのではないかと責めてしまう」ということについてです。

発達障がいのことやお子さんの状況について、まだ多くを知らなかったり良く理解できていなかったりして、どうしていいのか分からない、というのは当然です。

周囲の人の理解も追いついていなくて、ふさわしくない対応を続けたりしていたら、当然お子さんの様子も状況も劇的に好転することはないでしょう。

お子さん本人も困っているしキツイ思いをしている時に、周囲がまだ適切な声かけや対応をしてあげられない状況なわけですから、自然なことですよね。

それでも、どうにかしないといけない!どうにかするのは親である自分の責務なんだ!という気持ちになりがちなので、自分を責めてしまうわけです。

私は過去の自分ことを今では、「ダメな私」でもなく「頑張りが足りない私」でもなかったんだ、と思えるようになりました。

でも当時は、到底そんな見方が出来るわけもなく、責めることしか知らなかったのです。

 

息抜きができないまま踏ん張り続けてしまう

4つ目は、「息抜きができないまま踏ん張り続けてしまう」ということについて、お伝えいたします。

毎日毎日、一般的な家事や育児をしているだけでも、それなりに神経や体力を使いますよね。

家事や事故を防ぐための努力は、毎日のことなので当たり前になっているかもしれませんが、気を張っているわけですから疲れないわけがありません。

更にそこに、発達のことに関係する色々な悩みや大変さもあるので、息抜きをする間もないのが現状でしょう。

私も毎日することが一杯あって、睡眠時間も減るので疲れやすく、精神的な余裕もありませんでした。

それでも、自分は親なのだし逃げるわけにもいかず、何もせずにいるわけにはいかないという思いのもと、踏ん張って頑張るしかないのですよね。

この状況がずっと続くと、当然ですが家事をするのがしんどくなるし、ご飯も美味しく食べられなくなるし、心も体も疲れて笑顔も消えてしまうわけです。

 

今の日々がずっと続くのではないかと不安になる

最後の4つ目は、「今の日々がずっと続くのではないかと不安になる」ということについてです。

発達のことを学び始めて、我が子の様子を観察しはじめた当初は、この今の状況が全く変わることなく、この先もずっとずっと続くのではないか……という不安にかられることがありました。

現状が悪化していくのではないかという想像から、我が子が歳を重ねて大人になっていくことすら怖いような、そんな気持ちもありました。

今となっては、あれはただの妄想に過ぎず、何も知らなかった私が唯一想像できる未来だったいうことが分かります。

その後の自分や我が子がどんな経過をたどって、どんな風に変化していくのか、どんな気持ちになっていくのか、全く考えようがなかったのですから仕方がありません!

自分が頑張らねばと背負い続けていて、孤独な気持ちのまま息抜きも出来ない……そんな状況が今後も永遠にずっと続くのかと思ったら、もうそれだけで身も心も押しつぶされそうになりますよね。

 

発達障がいがある子どもを支える親のケアが必要な理由

かつての私は、カウンセリングを受けるようになってから、自分のことを「十分頑張っているんだ!」「自分のことを大事にしてもいいんだ」と、思えるようになりました。

また、まわりの先輩ママたちの話を聞いたり、相談にのっていただいたりしながら、私自身のケアというのは今この状況でもとっても大切なんだ!と、心から思えるようになったんです。

自分の年齢や経験、子どもの人数や年齢、障がいの種類や症状などにも関わりなく、大切なのです。

さて、前置きが長くなりましたが、ここから改めて、発達が気になるお子さんを支える親の側のケアが必要な理由についてお話ししたいと思います。

 

発達障がいがある子どもの子育ては簡単ではない

まず始めに、「発達障がいがある子どもの子育ては簡単ではない」ということです。

私は、子育てについて何となく知っているかな~というような状態でお母さんになって、長年子育てをしてきました。

赤ちゃんのお世話や子育てについて全くの初心者だった私は、長子を産んで産院から帰ってきて即!アタフタしたのを覚えています。

後々身近な言葉となる発達のことについても、全く知らないも同然でした。

あなたも、お子さんに発達の偏りがあると分かってから、初めて目や耳にしたのではないでしょうか。

発達障がいについては、医師など専門家の間でもまだまだ研究段階で、何もかもが解明されているわけではないのです。

そのような中、発達の専門家ではない私たちお母さんが、発達障がいがある子どもを育てその成長を見守り支えるのですから、簡単なはずがありません

子どもが何歳になっても、その歳の子育て初心者だった私は、更に発達のことについても課題を抱えて往左往していたわけです。

今後はきっと、発達障がいがある子どもや私たちお母さんの力になってくれるような情報や便利グッズも、どんどん発展していくはず!と、私は期待しているところです。

 

身も心も疲れて孤独になりがち

次に、「身も心も疲れて孤独になりがち」ということがあります。

発達のことに詳しくなくて、自分の子どものことについても十分に理解できていなかったと気づくと、次から次へと調べたり勉強せざるを得ないことが出てきます

それらを、家事や子育ての間に調べたりするのですが、一日や二日で消化できるほど簡単でもなくて……。

子どもや身の周りの状況が変わる都度に、また改めて調べる必要が出てきて……。

私も、お昼ご飯を食べる時間をすっぽかして、菓子パンをかじったりしながら、息つく間もなく黙々と過ごす毎日でした。

自分一人で背負おうとせずに、家族に助けを求めれば良かったのかもしれません。

でも、当時の私は、どう言えば助けてもらえるのか分からなかったのです。

助けをもらうために色々考えて悩むよりも、いち早く子どもに直接関わることに手を付けなければと、まずは一人で頑張らなければと、踏ん張るしかなかったのです。

例えばあなたも、夫さんに助けを求めたくても、お仕事で忙しいとか出張が多いとか、お家のことは全部あなたが任されているとか、色々な理由でお話すら出来ないことはありませんか?

毎日毎日ずっとあなた一人が抱え込んで、孤独な気持ちのまま月日が流れている、ということはないでしょうか。

 

疲れていると視野が狭くなる

では3つ目に、「疲れていると視野が狭くなる」ということについて、お伝えいたします。

過去の私の精神状態は、決して明るく楽しい気持ちにではありませんでした。

寝ても覚めても、何を思っても何を考えても、暗く沈んだ方向になりがちだったのです。

当然、家の中だけでなく外の景色も、グレーがかっているというか華やかさがないというか色がありませんでした。

未来に希望を持てていないだけでなく、リラックスして心配事がない状態で布団に入ることもなかったように思い出します。

そんな状況では、見えるものも見えなくなって、聞こえるものも聞こえなくなって、視野が狭くなってしまうわけです。

事実、ものの考え方や捉え方がマイナスなことばかりに偏りがちでしたから。

あなたも、うっかり不本意な選択をしてしまいそうになったことはありませんか?

もしかしたら、あなたやお子さんの気持ちや状況が好転するような情報も、入ってきにくくなってしまってはいないでしょうか。

そんなのもったいない!と、私は思います。

 

親子で共倒れしてしまう可能性がある

それでは4つ目の、「親子で共倒れしてしまう可能性がある」ということについて、お話しいたします。

もしかして、あなたは今もう既にお医者さん通いをされていて、薬を飲みながらやっとやっと心と体の具合を保って、お子さんを支えていらっしゃるのかもしれませんね……過去の私のように。

そんな状況では、あなたもお子さんも心地良く過ごせていないのではないかと思います。

あなたの心と体もお子さんの心と体も快調ではなくなっていき、お二人ともに行く行く共倒れしてしまう、ということだってあるかもしれません。

まずは発達が気になるお子さんを支えるあなたのケアが必要なのではないかと、私は過去の自分に重ねています。

もう我慢しなくて大丈夫だよ。

誰かに少しだけ困っていることや悩みを話せたら……(そんなの焼け石に水って思うかもしれないけれど)十分な息抜きになるんだよ。

私は、あなたにも過去の私にも、そう言ってあげたいです。

 

家庭がギクシャクしてしまう

最後の5つ目は、「家庭がギクシャクしてしまう」ということについてです。

例えば私は、子どもへの対応など何かが上手くいかなかったり、あれやこれやで疲れていたりすると、ついつい家族の誰かに当たってしまうことがあります。

八つ当たりをしてはいけないと思って、自分の中にガマン人間とイライラ人間が混在して収拾がつかなくなって、自分が嫌になることもあります。

こんなの嫌だ!という気持ちが溜まってくると、だんだん逃げ出したくなりますが、それも出来ないので暗い気持ちになって元気がなくなって、他の者からは不機嫌そうに見えるようです。

すると、他の者は私の顔色をうかがったり気を遣ったり、心配してくれたりと不穏な気持ちになったりするようです。

更にかつては、このような状況で体調を崩したり、トゲトゲした言動に出てしまう者もいました。

そして、それを誰かのせいにしたり責任を問うたりして攻撃し合って、ギスギスした険悪な空気が延々と漂うことも……。

自分の家ではリラックスできない!安心できる居場所ではない!ということになってしまうわけです。

あなたのご家庭の居心地はいかがでしょうか。

あなたが本来が持っている素晴らしい力を、あなたが望むように発揮できていますか?

 

発達が気になるお子さんを支えるお母さんのケアについては、こちらでもお話しさせていただいていますので、よろしければご覧くださいね。

発達障がいがある子の親がカウンセリング?想像以上の効果5つとは!

発達障がいのことをオンラインで相談!解消できる具体的内容を紹介!

達障がいがある子の親はしんどい?まずは自分のペースを大切に!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、発達障がいがある子を支える親のケアが必要な5つの理由とは?というテーマでお届けしてまいりました。

発達が気になるお子さんのことを常に考えながら、日々一生懸命見守り支えているお母さんであるあなたが、疲れないわけがありません。

ほっと息つく間もなかったり、発達のことに理解がある人と話す機会もなかったりして、精神的に追い込まれてしまうのは自然なことです。

あなたも、今そのような状況にいらっしゃるのなら、ご自身を追い込まず無理をさせず、どうか大切になさってくださいませ。

そうすることが、あなたとお子さんの明るい未来に繋がっていくと信じています。

 

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登録は無料ですので、どうか安心されてくださいね。

 

 

それでは今回は、こちらで失礼いたします。

最後までお読みくださって、どうもありがとうございました。

感覚チューニスト ゆう

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