発達障がいなの?育児がもう限界!どうしたらいいの?

こんにちは
お子さんの発達が気になるお母さんの味方
感覚チューニストのゆうです。

 

 

もしも、ご自分のお子さんが乳幼児健診で、発達が気になると言われたら……。

まだまだ育児が大変な時期なのに、さらに何か問題があるのかと、何か大変なことになるのではないかと、心配と不安でいっぱいになってしまうと思います。

もしかして、あなたも健診で何か発達の話までされてしまったのではありませんか?

「え?これ以上、何か大変な育児になってしまうの?」

「まさか!ハッタツショウガイ?」

「発達のことなんか何にも知らないし、夫は忙しいし、私……我が子を育てていけるの?」

心配で心配で、不安しかないのではないでしょうか。

私も、そうでした。

だから、あなたの不安は、もう限界なのではないかとお察しします。

でも、大丈夫ですよ、安心してくださいね。

私がこれまでに体験してきたことをお聞きになれば、きっとあなたも安心できると思います。

そこで今回は、我が子は発達障がいなの?と心配になって、先の育児に限界を感じた時に、あなたはどうしたらいいのか、ということをお話ししたいと思います。

 

発達が気になるってどういうこと?発達障がいって何?

お母さんなら誰でも、我が子について「発達が気になります」なんて言われたら、寝耳に水だと思います。

あなたも、驚くよりも先に大変なショックに包まれてしまって、その場で泣き崩れたい気持ちだったかもしれませんね。

あなたは、毎日の育児だけでも大変なのに、さらにこの先、何が待ち受けているのかと考えただけで、苦しくて仕方がなかったりしませんか?

そこでまずは、「発達が気になる」とか「発達障がい」について、お話ししたいと思います。

同じお母さん同士です、リラックスして読んでみてくださいね。

 

発達障がいについて

まず始めに、あなたがご心配になっている「発達障がいについて」ご説明したいと思います。

発達障がいというのは、病気ではありません。

生まれつき、もしくは幼少期の病気や怪我の後遺症によって脳の働きに偏りがある、ということになります。

人は誰もかれも全く同じではない、ということは、既にあなたもご存知のことと思います。

あなたにも、得意なこと苦手なこと、大好きなこと大嫌いなこと、色々あるでしょう?

もともと誰でも、得手不得手があるのです。

だけど、その個人の中で得手不得手の差が大きいと、自分がいる状況の居心地が不快になる場合があるのです。

もしも、あなたの身のまわりが、いつもいつも当たり前のように居心地が悪かったら……。

もう、過ごしにくくて過ごしにくくて、身も心もどうにかなってしまうのではないでしょうか。

そんな状態になりがちで困ってしまうことを「はったつしょうがいがある」と表現している……我が子に重ねて、こんな風に私は捉えています。

もしかして、ここまで読まれたあなたは、更に心配になってしまいましたか?

大丈夫ですよ、安心していてくださいね。

これから、その安心できる理由を、お話ししますからね。

 

発達が気になるなら

それでは早速、安心できる理由について「発達が気になるなら」という内容で、お伝えしていきます。

まず始めに、「発達が気になる」=「発達障がい」ではありません

また、もしかして発達障がいがあり環境や状況によっては酷く困ってしまうことがあるのなら、その環境や状況を変えたりすればいいことになります。

だから、発達障がいも病気などと同じように、早期発見が大切だと言われているんですよ。

  • 何を苦手としているのかが分かれば、それを他のことで補っていける!
  • どんな状況で困ってしまうのかが分かれば、そうならないように工夫ができる!
  • 困っているとどんな様子なのかが分かれば、いち早く気がつける!

このように、ご本人を含む色々なことが分かれば分かるほど、対策・対応・対処ができるわけです。

実は人は皆、自分の苦手や不快を上手く交しながら、特に大きな問題もなく過ごしているんですよね。

でも、その苦手や不快な具合って、外側からは見えないだけなんです。

それに、幼ければ幼いほど、そのことを自分から言葉で訴えることは難しいでしょう。

だからこそ、発達が気になると言われたのであれば、それはまだ発達障がいかどうかも分からないうちから、お子さんの苦手や不快を意識してあげられて、幸せな毎日になるように見守ってあげられる、ということになります。

つまりそれは、お母さんであるあなたの「元気に育って!苦しい思いなんかさせたくないよ!」という、お子さんへの願いと同じではないかと思うわけです。

 

こんなことが気になりませんか?

ではここからは、「こんなことが気になりませんか?」ということで、発達が気になる様子について、具体的にご紹介していこうと思います。

私たちが一人一人違うように、発達が気になる様子についても当然一人一人違いますから、一般的なものをお伝えいたしますね。

乳幼児期で気になるとされる発達の様子がこちらです。

  • 視線が合いにくい
  • お母さんの後を追ってこない
  • 甘えてこない
  • 言葉が出てこない
  • 偏食が激しい
  • タオルや肌の感触に敏感
  • 一人遊びが好き
  • 執着が強い などなど。

いかがですか?

あなたのお子さんの様子に、思い当たることはありましたか?

私は、発達障がい専門の相談先で、我が子の乳幼児期の様子を振り返って質問したことがありました。

すると、

特定の感触の物が手放せなかったとしても、そのことがイコール発達障がいとは限らないですからね。

とのことでした。

この説明からも分かるように、「気になるとされる様子=発達障がい」ではないのです。

だから、あなたはこれからも、お子さんはお子さんであって他の誰かや何かと比べる対象ではないということを、どうか忘れないようにお願いいたしますね。

 

あなたが今からできること

いかがでしたか?

「発達が気になる」とか「発達障がい」ということについて、理解していただけたでしょうか。

お子さんはまだ小さいのですから、発達障がいとは関係なくても、ちょっとのことで我慢できなくて大泣きしてしまったり、機嫌が悪くなってしまう場面は、山ほどあって当然だと思います。

私は我が子について、ずいぶん親中心の対応をしてきました。

だから今さらですが、「あの時は気がついてあげられていなかった……。」「本当はしたかったけれど出来なかった……。」と、涙ぐんでしまうことがあるんですよ。

でもあなたは、お子さんがまだ小さいうちから出来ることが沢山あるわけです。

私も、心配と不安でいっぱいで押し潰されそうでした。

だからこそ、これからご紹介する内容も、是非参考にしていただけたらと思うのです。

 

できること1.ご家族にお子さんの健診のことを伝える

あなたが今からできることの、まず1つ目は「ご家族にお子さんの健診のことを伝える」ということです。

乳幼児期はとても育児が大変で、ご家族と落ち着いて話すことすら難しいと思います。

でも、まだまだ続く先の育児のことを考えると、お子さんの発達が気になるということは、夫さんはじめご家族に伝えておきたいところです。

「それは分かっているけれど出来ない……。」

もしかしたら、そんな気持ちが、あなたの心配を更に大きくしているのかもしれませんね。

「きっとまた、忙しいって嫌そうな顔をするし……どうせ聞いてくれない……。」

あなたは、そんな風に思っていませんか?

私もそうやって一人で抱え込んで、いつの間にか大事な話だけでなく、普段の何気ない会話まで難しいと感じるようになってしまっていました。

その結果、我が子のことや私の不安について理解してもらうために、後々になって結局、何倍もの精神的エネルギーと何十倍もの時間を費やすことになったのです。

「認めてもらえなくて言い合いになるのが嫌だったけれど、伝えれば少しは分かってもらえていたんだ!」

「一人で抱え続けた不安な年月も、永遠にも感じられた嫌な時間も、もっと短くて済んだはずだったのか!」

と、自分を振り返りました。

いい顔をされないことが分かっていて、それを覚悟で伝えるということが、どんなに嫌なことか、私も痛いほど分かっているつもりです。

じっくり話そうと思わずに、いい返事をもらおうと思わずに、「あの子の健診に行ったんだ~。発達が気になるみたい。」と、さらっと伝えるとか、ちらっと報告してみるだけでいいのです。

そうすることで、普段ご家庭のことや育児のことを話さない夫さんも、あなたやお子さんのことについて少しだけ理解してくれるかもしれません。

どうか今は、お子さんについての不安で仕方ない気持ち、その精神的な負担を一人で抱え込まないようにする、そこを優先してみて欲しいと思います。

 

できること2.安心して話せる居場所を見つける

では次に、「安心して話せる居場所を見つける」についてお話しいたします。

こちらも、あなたに今から、すぐにしていただきたいことになります。

ご家庭でもご家庭以外の場所でもいいので、あなたが安心できるところを見つけておきましょう。

ただただ、話を聴いてもらうだけで、あなたの気持ちが救われることがあるはずです。

発達が気になるお子さんをお持ちのママ達と会えば、未来の笑顔いっぱいのあなたが見えて、不安な気持ちが和らぐに違いありません。

行政の窓口でも、あなたの疑問が解決したり、あなたがどうしたらいいか分かって安心できるはずです。

大事なのは、あなたが安心した気持ちになれる時がある、ということなんです。

お子さんが小さいうちは特に、日々の育児に追われて、ご自分の体にも心にも無理をさせてしまいがちです。

だからこそ、今のうちから、あなたの心の休憩所を見つけておかれるといいと思います。

幸いにも私は、家庭以外で見つけた、いくつかの居場所がありました。

その居場所があったお陰で、長年の育児の途中、家庭の中で苦しい気持ちになることがあっても、心を休ませながら進んでこられたのです。

あなたにも、ほっと安心して話せる居場所が見つかりますよう、心から願っています。

 

できること3.お子さんを安心させてあげる

それでは、あなたが今からできることの3つ目「お子さんを安心させてあげる」について、お伝えいたします。

お子さんには、見るもの聞くもの全てが新しく、ワクワクと楽しい毎日だと思います。

また一方で、そんな慣れない毎日に、不安や恐怖で一杯になることも多いはずです。

そんな時に、一瞬で安心させてあげられるのが、抱っこやスキンシップになります。

お母さんに優しく包まれると、とっても安心する!

お父さんにギュッと抱っこされていれば、何も怖くない!

という感覚を、存分に味合わせてあげて欲しいのです。

それが、肌で感じる具合や体の動きを感じる具合を身につけるための、貴重な体験になるのです。

さらに将来的には、それが人との関わりに、大きい影響を及ぼす可能性もあるんですよ。

もしかすると、抱っこが苦手なお子さんもいるかもしれませんね。

でも、それは決して、安心したくないわけではないと思うのです。

例えば、何かの物や音への恐怖感、匂い・味・肌触り・温度・湿度などへの不快感、体の動きや傾きによって感じる身の危険などが、「抱っこ=イヤ」に結びついている可能性だってあるわけです。

まずは、お子さんの苦手を見つけてあげましょう。

それから、ゆっくりゆっくり安心させていってあげればいいのですから、まずはあなたが安心しましょうね

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、発達障がいなの?育児がもう限界!どうしたらいいの?というテーマでお届けしてまいりました。

健診に行かれてからずっと心配と不安を抱えていらした、あなたのお気持ちはいくらか楽になったでしょうか?

まずは、お子さんのことをご家族に伝えて、あなたが一人で抱え込んでしまわないようにしながら、お子さんを安心させていってあげて欲しいと思います。

今はまだご存知ないだけで、発達のことで支えてくれる行政などの体制は整っていますし、そのとっかかりを見つけることも難しくはありませんから、安心してくださいね。

まだまだ育児は何かと大変ですが、あなたがリラックスしてお子さんとの時間を楽しんでいけるよう、私も心から願っています。

 

 

それでは、今回はこちらで失礼いたします。

最後までお読みくださって、どうもありがとうございました。

感覚チューニスト ゆう

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