発達障がいに親はイライラ!笑顔になれるリフレーミングとは?

こんにちは
お子さんの発達が気になるお母さんの味方
感覚チューニストのゆうです。
発達障がいがあると、自分で出来て当たり前!ということが、なかなか出来ないことがあります。
あなたのお子さんも、あなたを頼ることが多いのではありませんか?
あなたと一緒でないと、自分のちょっとした買い物も済ませられなかったり、あなたの用事のついでに頼んでくることがあったり……。
お子さんの年齢なら、自分で出来るはずの身のまわりのことも、頼まれてしまって……。
結局は、あなたが手を貸すことになり、内心「もういい加減、自分でしてよ!」と、呆れた気持ちになってしまうこともあるのではないでしょうか。
私もそうでした。
心の声を押し殺して、やっとのことで返事だけしたり、ぎこちない笑顔になってしまったりしませんか?
それすら出来なくて、嫌な気持ちをコントロールできないこともあるでしょう。
お子さんに穏やかな気持ちで応じてあげたいけれどイライラしてしまう!
そんな気持ちを、どうにかしたいですよね。
ご自分のイライラを調整できたら、笑顔でいられるのではないでしょうか。
だけど、「そんなの無理よね、だって親と子だからイライラしても仕方ない、こんなもんよ……。」と、諦めていませんか?
私もそうでしたが、イライラしないですむ方法を知らないと、我慢するしかないと思ってしまいますよね。
でも、もう我慢しなくて大丈夫ですよ。
イライラしないですむ方法があるのです。
そこで今回は、発達障がいに親はイライラ!笑顔になれるリフレーミングとは?というテーマでお届けしていきたいと思います。
Contents
どうしてお子さんにイライラしてしまうの?
発達障がいがあるお子さんに、イライラしてしまうお母さんは、少なくないでしょう。
我が子にイライラする!というと、私も色々と思い出すことがあります。
まずは、それを振り返ってみようと思いますので、あなたも一緒に、お子さんへのイライラについて考えてみませんか。
もう〇歳なのに!と思ってしまう
まず1つ目の、「もう〇歳なのに!と思ってしまう」ということについてお話しいたします。
人は、生まれたばかりの時には何もできない赤ちゃんですが、成長発達とともに自分で出来ることが増えていきます。
何かが出来るようになる年頃は、人によってそれぞれで全く同じではないのですが、ついつい同じような年齢であれば出来るもの!と、私たちは思ってしまいがちです。
- 〇歳くらいの年齢だと、着替えが上手になって、一人遊びも出来て……。
- 〇歳は一人で学校に行けて、学校以外でもお友達と遊ぶようになる……。
- 〇歳ともなれば、寒ければ自分で重ね着をするし、お湯を沸かしてカップラーメンだって食べるよね……。
- 〇歳なら、欲しい物のためなら無駄使いを我慢して、緊張しても一人で買い行くはず……。
あなたも、そんな成長の様子を想像したりしませんか?
だけど、それとは違うお子さんの様子に、「もう〇歳なんだから出来るはずなのに、出来ないって一体どういうことなのよ!」と、イライラしてしまうわけです。
他の子は出来ているのに!と比べてしまう
次に、「他の子は出来ているのに!と比べてしまう」ということがあります。
あなたは、目の前のお子さんのことを、誰か他の子と比べてしまうことはないでしょうか。
- 他の子は自分の意見を言えて人にも優しいのに、我が子は意見が言えなくて自分のことで精一杯。
- 他の子が自分で出来ていることを、我が子の場合は自分が手伝っている。
- 他の子は学校に行けているのに、我が子は行けていなくて家にいる。
などなど。
他の子と比べてしまうと、どうしても我が子の良いところには目が行きにくいものです。
あなたも、お子さんの出来ているところより、他の子と比べて出来ていないところだけが見えてしまう、ということがあるでしょう。
すると、あれも出来ていない!これも出来ていない!と、焦ってしまうわけです。
その焦る気持ちがイライラとなって、お子さんに向かってしまうのではないでしょうか。
発達障がいがあるからと気落ちしてしまう
それでは3つ目の、「発達障がいがあるからと気落ちしてしまう」ということについてです。
お子さんが、あなたが想像する年齢相応の様子ではない場合、また他の子と比べて劣っていると感じてしまう場合、発達障がいがあるから仕方ないんだと気落ちしてしまう、ということがあります。
そのがっかりする気持ちが、イライラとして表れてしまうのではないかと思います。
親である私たちは、我が子には苦手で出来ないことがあると、分かってはいるのです。
だからこそ、わざとでも怠けでもないのだと、我が子への理解を深めてもいけるわけです。
でも同時に、発達障がいがあることを残念に思ったりがっかりしてしまう気落ちも、なかなか拭い去れないのではないでしょうか。
そのマイナスの気持ちが、苛立ちにもなってしまうのだと思います。
我が子に苛立ってはいけない!
だって我が子は悪くないんだから!
でも今の状況を完全には受け入れられない!
どうしよう!
せめて表情だけはどうにかして笑顔にしないと!
……という、苦しい心境なのですね。
この先もずっとこうなのかと思うと不安になってしまう
最後の4つ目に、「この先もずっとこうなのかと思うと不安になってしまう」ということがあります。
あなたは、既にこれまで多くの場面で、お子さんの手助けをしてあげてきているのではないかと思います。
だからこそ、お子さんが自分で出来ることだって増えてきているはずです。
でももしかすると、そのスピードが遅いように見えてしまったり、まだまだ必要なことが出来ていないと感じてしまうこともあるでしょう。
「今こんな様子では、他のことはどうなるの?きっと出来ないに違いない!」
「これまでもずっと手伝ってばかりだった……もしかして、この先もずっとこのままなのでは……。」
かつての私も、当時の我が子の様子から先を想像して、心配して不安になっていました。
あなたもそうではありませんか?
でも、そんな私の想像は、本当に想像でしかなかったんです。
我が子は我が子のペースで、出来ることをどんどん増やしていきました。
また、どうしても自分では出来ない場面では、まわりの助けを借りるという選択肢も広げつつあります。
だから徐々に私の気持ちも、「きっと出来る!」という確信と希望に変わってきたのです。
でも、こうなるまでの私は、確かに将来への心配と不安ばかりだったのを思い出します。
イライラせずに笑顔になれるリフレーミングとは?
いかがでしょう。
あなたがイライラしてしまう気持ちも、元を辿ると焦りや不安だったでしょうか。
今でこそ、たいていは笑顔で我が子に応じられるようになった私ですが、それでもやはり心穏やかではないこともあるんですよ。
そんな時にも、これからご紹介する方法に助けられているので、あなたにも是非ご紹介したいと思います。
リフレーミングってなに?
それではまず、「リフレーミングってなに?」ということをお話しいたします。
リフレーミングというのは、英語で「~しなおす」という意味の「リ」と、「枠組み」という意味の「フレーム」から来ています。
お世話になった心理士の言葉を借りると、
『ある枠組み(フレーム)を通して見ていることを、別の枠組み(フレーム)を通してみてみると、別の見え方になる。』ということになります。
例えば、ペットボトルのお茶を半分飲んだところで、「もう半分しかない!」と見るか、「まだ半分もある!」と見るかで、気持ちが変わるでしょう。
前者ではがっかりや不安、焦りが感じられますし、後者だと反対に安心や余裕のほか、期待や嬉しさも感じられるのではないでしょうか。
どんな出来事や事柄でも、見方を変えると気持ちまで変わりますよ、というのがリフレーミングです。
どうしてリフレーミングすると笑顔になれるの?
それでは次に、「どうしてリフレーミングすると笑顔になれるの?」ということについてです。
先ほど、「リフレーミングとは別の見方をすること」と、ご紹介いたしました。
ここでの「別の見方」に正解はないので、自由に考えていただければいいのですが、とても大事なポイントがあります。
それは、あなたを更に苦しめてしまうような見方をするのではなく、あなたの気持ちが楽になるような方向で見方に変える、ということです。
焦り・不安・心配・落胆などの元になる見方を、安心・希望・余裕・自信などの元になる見方に変えていく、という方向性があるわけです。
つまり、イライラしないですむ方向にリフレーミングすることで笑顔になれる、という流れになります。
良くないお手本として、かつてリフレーミング初心者だった、私たち親子の笑い話をご紹介いたしますね。
「テストの出来が良くない」
⇒「まだまだ伸びしろがあるということだ!」
ここまでは良かったのですが、そこからまた更に、見方を変えてしまったのです。
「伸びしろがある」
⇒「伸びしろ部分は達していない部分!出来ていないところ!」
……あれ??
気持ちが全然晴れない!泥沼だ……!
リフレーミングの大事なポイントが分かっておらず、巡り巡って元に戻ってしまって、やっぱりダメ!どうやってもダメ!と、念を押した感じになってしまったのでした。
イライラを笑顔に変えるリフレーミングの実践例
それではこちらでは、「イライラを笑顔に変えるリフレーミングの実践例」をご紹介いたします。
あなたと一緒に先ほど考えた、イライラの理由や原因を、早速リフレーミングしてみましょう。
- もう〇歳なのに出来ない!⇒まだ〇歳だから出来なくて当たり前!
- 他の子は上手なのに我が子は全然……。⇒我が子はこれから出来るようになるに違いない!
- 発達障がいがあるから仕方がないのよ。⇒発達障がいのあるなしに関わらず、我が子は大事な我が子に変わりはない!
- 我が子は将来あれもこれも出来ないのでは?⇒出来ないことは人や物に助けてもらえばOK!
かつては、嫌なことばかりを想像して、自分の気持ちを滅入らせた上、我が子にまで苦い顔を見せてしまうことが多かった私です。
だけど今では、イライラしそうになった時には、自分の好きなように自由に枠組みを作り直しているんですよ。
- まだ〇歳なのにあれもこれも出来ていたら、他のところで何か負担になって心の病気になっちゃう!
- あの子は上に兄弟姉妹がいて、マネするのが上手なだけかも!
- 今の世の中、何がどうなるかなんて誰にも分からないんだから、この先は我が子にぴったりな展開になることもあるのでは!
あなたも、あなたご自身を苦しめないですむように、リフレーミングしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、発達障がいに親はイライラ!笑顔になれるリフレーミングとは?というテーマでお届けしてまいりました。
あなたがお子さんにイライラしてしまうお気持ち、私も経験者なのでよく分かります。
だけど、お子さんは発達障がいがあるかどうかにかかわらず、あなたの大切なお子さんであることに違いはないはずです。
何かの条件越しに見たり、あなたの心配したい気持ち越しに見るのではなく、今現在のお子さんをそのまま見てあげたり、リフレーミングしてみましょう。
お子さんの目に笑顔いっぱいのあなたが映って、お子さんからも笑顔が返ってくるのが楽しみですね。
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それでは今回は、これにて失礼いたします。
最後までお読みくださって、どうもありがとうございました。
感覚チューニスト ゆう