発達障がいの子育てをやめたい?楽な気持ちになれる5つの方法とは!

こんにちは
お子さんの発達が気になるお母さんの味方
感覚チューニストのゆうです。
あなたは発達障がいがあるお子さんの子育てを、やめたい!と思ったことはありませんか?
発達の偏りのあるなしに関わらず、子育てには終わりがありませんよね。
何をどこまでしたらいいのか、どうなると終わりなのかも見えなくて、ずっと気持ちが張り詰めたままになりがちです。
洗濯機をまわして洗濯物を干したら一段落!とか、今朝は不燃ゴミを出したから今月の不燃ゴミは完了!などのように、息抜きやゴールを意識できれば少しは違うのででしょうけれどね……。
そこに発達のことが加われば、なおさらです。
子どもの年齢にかかわらず、その時期その時期の状況に合った対応や対処をしてあげたいと、頑張る毎日になるわけです。
そうやって日々奮闘する中で、子育てをやめたいとまで思い詰めてしまうのですね。
我が子の変化に特別喜ぶほどのことはないし、家族もみんな自分のことを優先してばかり!
あなたも、そんな風に感じて苦しんでいるのではないかと思います。
これがずっと続くのか……キツイ……やめたいな……。
子育てをやめるなんてことは、どう考えても不可能だと分かっているのに、私もそう思ってしまうことがありました。
あなたも、そうなのではありませんか?
もうどうしたらいいのか分からない!という気持ちが、やめたい!という言葉になってしまうこともあるのですよね。
でも大丈夫!
あなたのその気持ちは消すことが出来るのです。
これからご紹介する方法で、私は子育てに楽な気持ちで向き合えるようになったんですよ!
あなたにも是非、それを知っていただきたいと思います。
それでは今回は、発達障がいの子育てをやめたい?楽な気持ちになれる5つの方法とは!というテーマでお届けしてまいりますね。
発達障がいがある子の子育てをやめたいと思ってしまうのは何故?
我が子を授かった時、私は飛びっきり嬉しくてこれ以上ないほど幸せな気持ちでした。
あなたもそうだったのではないでしょうか。
でも今は、その幸せが小さく遠のいてしまったような気がして、子育てをやめたいとまで思ってしまって……一体どうしてしまったのでしょう。
まずは、その理由を一緒に考えてみましょう。
自分がしっかりしなくては!と気負っている
まず1つ目に、「自分がしっかりしなくては!と気負っている」ということがあります。
お母さんに、しっかり子育てしよう!という気持ちがあることは、本当に素晴らしいことだと思います。
もちろん今の私も、その気持ちを持っていますし、そう思えることに幸せも感じられています。
でも、かつては「しっかり」という気持ちの度合いが過ぎてしまっていて、自らを子育ての総括責任者みたい感じていて、自分を苦しめていたことがあったのです。
子育てって、掃除、洗濯、料理、買い物などの家事だけでなく、自分の24時間全てに関わってきますよね。
そこに更に、発達障がいがある子どもにしてあげたい適切な関わりなどが加わるわけです。
「子どもを否定するのは良くない」というススメ一つとっても、まずはその理由を知って、それまで日常的に使っていた「ダメ」に代わる表現を探し、それに慣れるのにも一苦労!なんてこともあるでしょう。
私は、「自分が、我が子から見えるお手本になればいいんだ」と意気込んで、ガチガチに気張っていたこともありました。
あの時はそうは感じていませんでしたが、今と比べると確かに心身ともに疲れていましたね~。
あなたの心身も悲鳴をあげていて、そのために子育てをやめたいと感じてしまっているのではないでしょうか。
家族が協力的でないように見える
次に、「家族が協力的でないように見える」ということについて、お伝えいたします。
あなたの1日は、どんな1日ですか?
朝ご飯を作って片付けて、洗濯をして掃除をして、お昼ご飯を作って片付けて、買い物に行って洗濯を取り込んで片付けて、夜ご飯を作って片付けて……。
その間途切れなく、お子さんの様子を気にかけて必要なら声をかけてあげて……。
私の1日も、起きてから寝るまで、バタバタ動き回っていることが殆どでした。
特に休みの日は、疲れて寝ている夫を横目に、イライラしながら忙しくしていました。
そんな自分と比べて、家族はみんな止まっているかのようでした!
見方を変えれば、家族のみんながそれぞれ自分のペースで過ごしていて、私も私のペースで勝手に動いているということにはなりますが……。
でも、当時の私にとっては「何も手伝ってくれない!」「全く協力してくれない!」という状況にしか感じられなかったのです。
だれも、私の行動の邪魔はしていませんでしたが、私とすると気持ちの邪魔をされているという思いでした。
あなたも、ご自分ばっかり頑張って忙しくしているのに、ご家族は誰も協力してくれない(ように見える)ので、もうやめたい!と感じてしまうのではないでしょうか。
子どもの様子からプラス方向の変化が感じられない
それでは3つ目に、「子どもの様子からプラス方向の変化が感じられない」ということについてです。
自分としては一生懸命頑張っているのに、期待するほどの変化が感じられないと、それを続けていく気力が失われてしまうことはよくあります。
発達障がいのあるなしに関わらず、子どもに限らず、さらに言えば人に限らず、何事も自分が期待するようには、変わっていってくれないものですよね。
でも、何か良さそうなことを見聞きすると、それをすれば劇的に望ましい状態になるのでは!と思ってしまいがちです。
電気のスイッチのONとOFFのように、いとも簡単に操作できると勘違いしてしまうこともあるでしょう。
すると、発達が気になる我が子に対して、良かれと思って色々とやっていても、なかなか目に見えるほどの変化がない場合……。
これで本当にいいのかと、自分の頑張りや先行きについて、焦りや不安、心配などが募るわけですね。
今の私なら、「変化していない」ということは、「後退していない」「悪化していない」「維持されている」「持ちこたえている」「バランスが取れている」……などとと捉え直すこともできます。
でも、かつての私は、ハッキリそれと分かる、プラス方向の良い変化だけ期待してしまっていたのです。
あなたも、変化がないからダメだ!全然良くならない!そんな気持ちが強くなっていってはいませんか?
不満や愚痴をため込んでいる
次は4つ目の、「不満や愚痴をため込んでいる」ということをお話しいたします。
子どもがいるいないに関わらず、どんな毎日であっても、何もかも自分の希望通りになるなんてことはありませんよね。
自分の周囲で起こっていることや見聞きすることが、自分の望むものと違う場合に、それが不満や愚痴になるのは、ごくごく自然な流れだと私は思います。
あなたは、思うようにならないことや腹が立ったこと、しんどい気持ちになっていることや疲れていることを、表に出しているでしょうか。
夫は外で働いてお金を稼いでくれているんだし、家の中のことで私が文句なんか言ってちゃダメ!
子育ては発達障がいがあってもなくても大変なんだし、出来ているお母さんもいるんだから弱音なんて吐けない……。
もしかしたら、そういう気持ちを抱くことすら良くないと勘違いして、抑え込んでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。
あなたは、不満や愚痴があることは良くないと自分に言い聞かせたり、マイナスな気持ちが出てこないように強いたり、もっと出来る!もっとどうにかなる!とムチ打ってしまっている頑張り屋さんではありませんか?
大変で苦しくても口に出すな!考えるな!考える暇があったらもっと頑張れ!
何だか、自分をいじめているようにも感じられませんか?
そうだとしたら、自分を守るために逃げたくもなりますよね。
いいお母さんでいたい!と自分を追い込んでいる
最後の5つ目に、「いいお母さんでいたい!と自分を追い込んでいる」ということについてです。
あなたにとっての「いいお母さん」って、どんなお母さんでしょうか。
私の「いいお母さん」のイメージは、常に穏やかで育児家事を笑顔でこなせて、家族の文句もニコニコと吸収できて、いつも元気ハツラツ!体調も崩さない!みたいな感じでした。
それは、どこで仕入れたイメージかは分からないのですが、一部私の実母の姿に重なるところはあります。
もしかしたら、幼少期に見た母の一面とアニメの中のお母さんを合わせた姿だったのかも……。
学生の時に目にした女性から、私がイメージした家庭の中の母親像だったのでしょうか。
だれかが書いた本に登場していたか、誰かがテレビで言っていた理想的な肝っ玉お母ちゃん!だったような気もします……。
私の心のどこかにあったお母さんイメージは、結婚して妻になって母親になっていく中で、いつの間にか私が目指すべき理想の姿になっていったのだと思います。
そして、その姿や在り方に何の疑問も持つことなく、少しでも近づきたいと頑張って自分を追い込んでいたわけです。
その結果、苦しくなったり嫌になったりせずに、幸せな気持ちでいられれば万々歳だったのですけれどね……。
改めて、今のあなたにとっての「いいお母さん」は、本当にあなたが望むなりたい姿でしょうか?
どこかで知らず知らず、何となく決めてしまった姿を目指して、追い込んでしまってはいませんか。
あなたが楽な気持ちで子育てに向き合えるようになるための方法5つ
いかがでしたか?
あなたが子育てをやめたい!と感じてしまう理由にも、重なるところがあったでしょうか。
自分だけが子育てを抱え込んだ気持ちになってしまうと、持ちこたえられなくなってしまうのですね。
それを踏まえて、あなたが楽な気持ちで子育てに向き合えるようなるために、以下の5つの方法をご紹介したいと思います。
愚痴や不満を声に出したり文字にして吐き出す
それでは1つ目に、「愚痴や不満を声に出したり文字にして吐き出す」ということについてお伝えいたします。
まずは、今あなたがどんな気持ちを抱えているのかを、表に出してみましょう。
お母さんなら誰でも、いいえ!人なら誰でも愚痴や不満を持っているはずです。
我が子専任のベビーシッターがいても、家の中のことを何でもしてくれるお手伝いさんがいてもです。
我が子がまだ小さかった頃の私は、実際にそういうお母さん方とも交流がありましたが、皆さん私と同じような、もしくはそれ以上の愚痴や不満を口にされていましたよ。
お母さんは子育ての愚痴を言ってはいけない!なんていう決まりはありません。
あなたが感じる思いを、そのままの言葉でストレートに、声に出したり文字にしたりして、外に出してみてください。
ご自分の気持ちを、ご自身の耳や目で、それと分かってあげて欲しいのです。
マイナスな気持ちばっかり出してOK!
激しい言葉で表現したってOK!
それを許さず、我慢させたり無視してしまう方が、罪なことだと思います。
一生懸命頑張っているあなたの気持ちを、スルーしてしまわないで、その通り受け止めてあげましょうね。
ご家族や信頼できる人の前でご自分の思いを声に出す
次に2つ目の、「ご家族や信頼できる人の前でご自分の思いを声に出す」ということについてです。
あなたは、どなたかに話を聴いてもらった時に、肩の荷が軽くなったり気持ちがふわっと和んだ、というご経験はないでしょうか。
私は、自分の心の内を人に打ち明けられた時に、それまでとは違った気持ちの行き来が生まれたように感じることが少なくありません。
それは家族であっても同じで、言葉にして伝え合わないと、お互いの気持ちをハッキリと認識できないのではないかと思います。
あなたは最近いつ、ご家族と気持ちのやりとりをされたでしょうか。
もしも、今はそれが簡単に出来ない状況なのであれば、まずはご家族以外の方に、あなたの声を受け取ってもらうことも必要なのかもしれませんね。
ある時私は、子育てをやめたくなっちゃう……という同じ悩みを抱えているお母さんとおしゃべりしていて、自分に対して「で?本当は何が嫌で何が願いなの?」という問いが浮かんだんです。
「夫と仲良く出来ていないことが悲しくて嫌~!!」という、おおもとの気持ちを自分自身で認識した瞬間でした。
「本当は夫と仲良くしたい。」と口にするのは、恥ずかしくて勇気がいりました。
でも、その方から「私もだよ……。」という呟きの声が、悲しそうな微笑みと一緒に返ってきたのです。
体が軽くなった気がして、それ以前よりも更に穏やかな気持ちで、自分の気持ちを夫や子どもたちに伝えられるようになったキッカケとなりました。
あなたにも、本当の心の内を打ち明けられるお相手がいらっしゃいますように!
ご自分の気持ちが子育て以外のところにある時を意識する
それでは3つ目の、「ご自分の気持ちが子育て以外のところにある時を意識する」ということについて、ご説明いたします。
あなたは、当たり前のように、いつもお子さんの子育てのことについて、頭を働かせているのではありませんか。
気分転換をしようにも、そんな時間や場所がないこともあるでしょう。
後で面倒なことが起きたり、結局自分で尻拭いをしないとならなくなってしまうのではないか……、私はそんな気持ちにもなっていました。
でも、実はちょくちょく子育て以外のことに意識が向いている時ってあるんですよね。
ある時、私は一人で買い物に出ている最中に、こんなことを考えたんです。
あれ?私は今、どの細切れ肉が割安かだけを考えている!
家で自分のことをしていた夫のことや、テレビを観ていた子どもたちのことは頭になかった!
もしも今、このスーパーがもの凄く混んでいてレジに時間がかかったり、帰り道も凄~く渋滞していたとしたら……?
それでも、私は買い物へ~、家族は留守番を~、ということに変わりはないのか!
今この瞬間、私が子育てのことを考えていても考えていなくても、家族の身に起こっている出来事は同じなんだ!
私は、私だけのことに頭を使ったり、私のためだけに何かをする時間があっても、大丈夫ってことじゃない!
心の中に光が差したようでした。
あなたにも、子育て以外のところに意識を置いていた時間があるでしょう。
その間、あなたが心配したようなことが起きなかったことも、数え切れない程あるはずです。
そう、それでいいのです!
あなたはご自分の気持ちを、もっと意識して、もっと自由に、もっと大事に、もっと優先していい!
私はそう思います。
自分も家族と同じメンバーの一員!という見方をする
4つ目は、「自分も家族と同じメンバーの一員!という見方をする」ということです。
繰り返しになりますが、私はあなたに、子育て以外のことに気持ちを向けても大丈夫なんだと、安心していただきたいと思っています。
あなたが子育てのことばかりを考えている、もしくはそのような状態を良しとしている、というのは背負い過ぎの状態なのではないかと、過去の私を重ねているのです。
あなたも、ご家族の他のメンバーの方々と同じように、ご自分の気持ちに正直になったり、ご自分のことを大事にする時間を優先していい人物なのです。
ご家族の中に「お母さん(または妻)が動いてくれるだろ~。」という気持ちが存在するならば、あなたにだって「誰かが動いてくれるだろう~。」という気持ちがあってもいいとは思いませんか?
あなたは今、子育てをやめたいという気持ちになってしまうほど、追い込まれてしまっているのです。
あなただけが、今もっと頑張らないと、絶対に大変なことになってしまうのでしょうか……?
ちょっと想像してみてくださいね。
あなたが関与しない場合でも、その状況はそのまま維持されて、プラスでもなければマイナスでもない、ということはないかしら……。
ご自分のことを大事にするということは、ご家族の自由を邪魔したり、酷い目に遭わせたり、ということではありませんよね。
あなたも、ご自分を含むご家族メンバーの一員として当然の在り方をする、ということに過ぎないのではないでしょうか。
ご自分のことを大事にする時間をつくる
最後に、「ご自分のことを大事にする時間をつくる」ということです。
ここまでお読みくださったあなたには、もうこちらは念押しになってしまいますね。
子育てをやめたい……そこまで頑張ってしまっているあなたは、是非、あなた自身のことを大事にする時間をつくってください。
大丈夫!
私には、自分だけの時間を楽しんだ結果、子どもたちは何時間もテレビを観っぱなし!
ご飯遅くなっちゃったからカップラーメンでゴメン!
ということがありますよ。
それも1回や2回ではなく、私が自分のことも大事に出来るようになってから、かれこれもう何年になるか……!
かつての私には罪悪感が大きすぎて、とてもじゃないけれど到底出来ることではありませんでしたけれどね。
でも今は、自分のことも笑顔にできた!という嬉しい気持ちと、変わらぬ笑顔の我が子たちに囲まれ、現状維持の夫の様子に安心して、毎日穏やかに過ごしています。
あなたも、ちょっと勇気を出して、ご自身にあなただけの時をプレゼントしてあげてみてください。
「大丈夫!家族メンバーの一員さん!心の羽をゆったり伸ばしてきてね!」と、忘れず言ってあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、発達障がいの子育てをやめたい?楽な気持ちになれる5つの方法とは!というテーマでお届けしてまいりました。
家庭は、家族の誰もがリラックスできて、ある意味自分勝手が出来る場所でもあります。
だから、みんな家では、だらだら出来るわけです。
もちろんそれは、あなたの存在のお陰に他なりません。
でもだからと言って、あなたが背負い込み過ぎたり、ご自分にムチ打って、子育てをやめたいと思うほど追い込んでしまう必要はありません、
そんなの酷なだけです。
あなたとあなたのご家族の笑顔があってはじめて、あなたもリラックスできるのだと思います。
「ちゃんと」「しっかり」するのではなく、あなたが笑顔でいられるような「あなた」になりましょうね。
あなたも、あなたとあなたのご家族の幸せについてお考えになったことがあるでしょう。
もしも今回そのことについて、さらに思うところがあったのであれば、無料メール講座へのご登録をおすすめしたいと思います。
子育てを頑張り過ぎて苦しくなっているあなただけでなく、ご家族も笑顔になれる道のりとその方法を、10日間で学んでいただけるようになっています。
無料ですので、どうぞ安心されてくださいね。
それでは今回は、こちらで失礼いたします。
最後までお読みくださって、どうもありがとうございました。
感覚チューニスト ゆう