発達障がいがある子の親だって支援して欲しい!どこに頼ればいいの?

こんにちは

お子さんの発達が気になるお母さんの味方

感覚チューニストのゆうです。

 

 

あなたは日々、発達障がいがあるお子さんを支えるために、今自分が出来ることは何でもしたい!と、頑張っていらっしゃるのですね。

誰かに何かを頼みたくても、何をどうして欲しいかも分からないから、ひとまず自分一人で切り盛りしているという状況かもしれませんね。

自分の子どものことだし、実家や親戚に頼るのは何か違うような気がするし…………私には、そんな気持ちもありました。

あなたもそうではありませんか?

でも時には、頑張っているご自身のことを誰かに支えて欲しい!気持ちを聞いて欲しい!と思うこともあるでしょう。

だけど、ご家族もそれぞれご自分のことで忙しそうだったり大変そうだったりすると、弱音を吐きにくかったりしますよね?

何かを解決したいわけじゃないし、何となくゴチャゴチャした気持ちを打ち明けたいだけだからと、結局はご自分の中にしまいこんでしまったりすることもあったのではないでしょうか。

でも今のあなたは、お子さんのことでずっと頑張ってきているご自分のことを支えてくれるところはないかしら、と思い立たれたところなのですね。

かつての私は、そんなところを探そうなんて、思いつきもしませんでした。 支援してもらえるのは発達のことで困っている本人で、その親である私は頑張るのみ!と踏ん張っていたのです。

ふと気がつくと、心の中で「私のことも誰か支えて~!」と叫んでみたりして、それでちょっとスッキリしたような気持ちになっていましたね……。

だから、ご自分のことを大事にされているあなたを、それがずっと下手だった私は大きな拍手で応援せずにはいられません。

発達障がいがあるお子さんを支えるお母さんのことを支援してくれるところがあるのかどうか、そしてそれはどこにあるのかについて分かったら、あなたならすぐに動き出せるはずです。

今はそれを知らないだけ!ですものね。

お任せください!

今からご紹介する内容が、きっとあなたのお役に立つに違いありません。

それでは今回は、発達障がいがある子の親だって支援して欲しい!どこに頼ればいいの?というテーマでお届けしてまいりますね。

もう、「誰か私を支えて~!」と、心の中で叫ばなくてもよくなりますよ。

 

発達障がいがある子を支える親が支援を受けられる先はあるのか

まずは、発達障がいがあるお子さんを支える親御さんが支援を受けられる先があるのか、ないのかについてお話しいたします。

ずばり!

あります!いくつもあります!

あなたの日々の頑張りや考えていることなどを聴いてもらったり、困っていることや悩んでいることの相談ができるところはあるのです。

あなたの気持ちが楽になるような情報が得られたり、あなた一人の時間を確保するために協力してもらうことだって出来るでしょう。

あなたが今抱えていることは、子育てに深く関係することであり、家庭の中にある悩みでもあり、家族の一員としての苦しみでもあり、福祉制度に関係する疑問でもあり、あなた自身の心と体の健康を守るための相談でもありますよね。

かつての私は、そのことに気がつけないでいました。

「発達障がい」という言葉だけが目の前に大きく立ちはだかっている感じで、それだけに気を取られてしまっていたのだと思います。

だから、そのことが発端で生じている私の気持ちの不穏が、何か特別なことのような、打ち明ける先がないような気持ちになっていたのです。

でもそれは、私の全くの思い込みでした。

あなたのお近くにも、今のあなた支えてくれる先が必ずありますから、安心してくださいね。

 

発達障がいがある子を支える親自身が支援してもらえるところ

では早速ですが、発達障がいがあるお子さんを支える親御さん自身が支援してもらえるところをご紹介してまいります。

どちらも、私が実際にお世話になって支えていただいたところです。

もちろん、それぞれとの相性はありましたし、良かったことも残念だったこともあります。

それも合わせてお伝えしていこうと思いますので、参考にされてくださいね。

 

家族や実家、親戚やご近所の方

まず一つ目は、「家族や実家、親戚やご近所の方」です。

あなたの一番近くにあって、時に遠慮なく頼れる先なのではないでしょうか。

ただ、近いが故に難しいことも多いことでしょう。

相手のことを自分のことのように思うからこそ、少しでも役に立てばと願う言動によって相手を傷つけてしまうことがあるからです。

お互いに踏み込み過ぎると嫌な気持ちにもなってしまいますし、かといって、それに対してハッキリ嫌だとも表明できなくて、困ってしまうことだってありますよね。

でも、何かと関わりを持つ頻度が高く、多くを話さなくても分かってくれる近しい人は、自分が支えて欲しい時だけ!支えて欲しい分だけ!本当にそれだけをお願いできるのであれば、素晴らしい支援先に違いありません。

私がそう自信持って言えるのには理由があります。

それは、私の実家の母が「ゼロの効用」という考え方を持っていて、その在り方が私への大きな支援になっているからなんです。

「ゼロの効用」というのは、母が父親(私の祖父)から受け継いだ考え方で、「何もしないことの効果がある」ということなります。

その在り方というのは、必要以上に私の生活や気持ちの中にグイグイ入ってきたり、一方的に過度に助けの手を出してきたり、まして自分を犠牲にして関わってきたりはしません。

一人の人間が生きていく様子を、尊重しながら信じながら、安心した気持ちで見守ってくれている、という支え方です。

それは、「何の動きもない支援」とも「何もしないことを支援と言っている」とも表現できるかもしれません。

でも、そこには確かに心地良い距離感や安心感があって、不必要に気持ちがザワザワしたり、嫌な気持ちになったり余計な心配事が増えたりすることはないのです。

あなたにも、必要な時に必要なだけ支えてもらえる先があることを願っています!

 

行政や民間の無料相談窓口

では次に、「行政や民間の無料相談窓口」についてです。

あなたのお住まいの県や市町村の行政機関にも、住民の方が何でも相談できる窓口があるはずです。

また、多くはありませんが、民間団体が無料で提供してくれている相談窓口もあると思います。

直接足を運ぶだけでなく、電話で話を聴いてもらうことも出来ますし、中にはメールでのやりとりに応じてくれるところもあります。

対面や電話の場合だと、たいていの場合は長くても小一時間といったところでしょうか、もちろん無料です。

その時の気持ちに至るまでの流れを分かって欲しいと思って、はじめから説明したり色々と話していると、あっという間に時間が過ぎるものです。

私の場合は、ひたすらしゃべり切ってさようなら!ということもありましたよ。

ご自分の名前はもちろん出身も住んでいる場所も、言いたくないことは話す必要がないので、気持ちがとても楽だと思います。

ただ、その日によって、その時間帯によって、対応してくれる方は変わることが多いので、声色や雰囲気などが合うかどうかといった相性はあるかもしれません。

私は、ひたすら耳を傾けて労っていただいたことで、オイオイ泣けてきてしまって、それでスッキリたこともあれば、少しハードルが高いアドバイスをもらってしまって、ちょっと悲しい気持ちに終わったこともありました。

そうは言っても、心ゆくまで自分の思いを放出できるので、気持ちが落ち着いてきたり、自分ってそんなことを考えていたんだと気づくことも多かったので、やはり頼れる先であることに変わりはありません。

もしも、あなたのお住まいの地域の相談窓口に、どなたかお知り合いの方がいそうで何とも話にくい内容がある時には、市や町はもちろん県をまたいで電話してみてもOKですよね。

あなたが頼りやすい無料相談窓口は必ずありますから、遠慮しないであちこち探してみてはいかがでしょうか。

 

発達のことや障がいのことに関する勉強会

それでは3つ目の、「発達のことや障がいのことに関する勉強会」についてお話しいたします。

お住まいの街の保健所や福祉センターなどで、発達のことや障がいのことに関する勉強会が開催されていたら、顔を出されてみるといいと思います。

ご家族の発達のことで困っている方が集まる勉強会や講座などは、無料のことも多いでしょう。

中には、参加費や年会費が必要なことがあったり、講師の方のお話を聴いたり、それを踏まえてワークをしたりする有料の勉強会もあります。

私は当初、お金を払ってまで自分の気持ちの相談をするなんて…………と思っていたので、ひたすら無料で参加できるところを探していました。

無料であっても、発達に偏りがある人を取り囲む社会がどう変わってきたかや、医師から処方される薬のことなどについても広く知ることが出来て、視野がぐんと広がりましたし、とても良かったと思い出します。

また、自分がおかれている状況や困っていることなどを話すと、同じような立場で共感してくれる方が声をかけてくださったりして、それだけで救われたものです。

大変なのは自分が至らないせいなのではないということ、誰が立ち向かっても大変なことなのだということが分かっただけでも、私の気持ちに余裕がうまれて笑顔になれたのを思い出します。

そこで知った、自分以外の親が抱いているお母さんとしての深く美しい気持ちは、今の私の心持ちにも大いに影響しています。

 

地域の子育て支援センターや家族支援センター

では4つ目に、「地域の子育て支援センターや家族支援センター」についてです。

こちらは、行政の無料相談窓口で紹介してくれることも多いのではないでしょうか。

当初の私は、「○○支援センター」に連絡を取るということについて、何か制度化された堅苦しい枠組みの中で誰かのお世話になってしまうという印象を持っていました。

また、自分の努力では上手く出来なくて、頑張ってもダメな私だから、それを助けてもらう立場になるのだというマイナスなイメージでした。

でもそれは、何も知らなかった私のただの想像でした。

今では、子どもや家族のことに関する様々な課題について何でも相談できるところ、という認識です。

必要があれば福祉サービスに繋げてもらったり、その手続きの相談に乗ってもらうこともできます。

お母さんの気持ちや、家族のことで困ってしまっている方の気持ちに寄り添ってくれる場所で、当事者が集まる家族会などが開催されていることもあります。

そこには、話をすることでホッとできた!また頑張れる!という、私のような気持ちになるお母さんが沢山いました。

あるお母さんが、「かつては自分も奔走したよ……。」と話されていた内容が、後々の私の予習になっていた、という経験もあります。

子育てのことや家庭のことについての悩みは誰にでもあるよね!

みんな何かしら抱えているよね!

あなたはあなたのことを大事にしていいんだよ!

あなたのその笑顔が誰かを支えているよ!

というメッセージ交換を、私は今でも心から有り難く味わっています。

 

医療機関や有料のカウンセリング

5つ目は、「医療機関や有料のカウンセリング」について、お伝えいたします。

先ほどもお伝えしましたが、私はまずは無料の相談窓口に気がいく方でした。

だけど実は、お金を払って助けてもらったことも数え切れないくらいあるのです。

かつて鬱になった時の経験から、緊張がほぐれない毎日で苦し過ぎる時、ちょっとしたことで涙が出てしまう時、眠れない時、イライラが治まらない時、笑顔になれない時、……そんな時は迷わず医療機関に頼りました。

医師が処方してくれる薬などのように手元に残るものがない、カウンセリングにもお金を費やしました。

当時は、カウンセリングを受けながらも、それにお金を払い続けてしまっている自分の行動を良しとしない自分もいました。

心理士の方には、「未来の自分への投資」と考えてみることも提案されましたが、なかなかスパッとは割り切れませんでしたね。

でも、自分が元気を取り戻してみて初めて、あれは「未来の自分への投資」であり、「私の大事な子どもに笑顔を贈るための出費」だったんだと、心底実感できた経緯があります。

すぐに眠れる心地良さ、朝まで眠れる喜び、恐怖の気持ちが薄れていく安心感、……あの苦しかった状況から私を脱出させるために、多額のお金を使ったのはアリだった!と納得しています。

かつて友人が私に、忠告(?)してくれたことがありました。

「カウンセラーなんて、何でも「うんうん」って聞いてくれるだけ、否定しないだけ。お金がもったいないよ!」

「薬を飲むのはあんまり良くないんでしょ?止められなくなるってよ!」

でも事実は、そうではありませんでした。

私が今こうして元気にやっていられているのは、医師や心理士という専門家の支援があったからこそ!という確信がありますからね。

 

自分自身

最後に6つ目の、「自分自身」ということについてお話しいたします。

自分自身が支援先になるというのは、私のイメージでは、自分の中にもう一人の自分を登場させて、自分の気持ちに寄り添ってあげるということになります。

これについては、私は養護教諭(保健室の先生)になるための勉強をしていた大学生の頃に感銘を受けて、何となく分かったつもりでいました。

でも結局それは、「つもり」に過ぎなかったのです。

結局は、自分のことを自分で支えてあげるということが出来ないまま、鬱になったり他の心の病気になったりしながら、やっと40歳を過ぎてから、その方法が分かり実感もできたという流れです。

我が子の発達のことや家庭の中での自分の存在について悩み、自分の幸せって何だろうと考え、カウンセリングを受けながら、自分を客観視して必要のない考え方を捨てることの大切さを学んできました。

また「自分自身」を大事にすることがいかに重要かということは、私が感覚チューニストとして起業する際に師匠から教えていただいた内容にも、大いに重なっていました。

共通しているのは、自分の心と体のバランスの取り方と、それを具合良く保つための努力だと考えています。

今でも私は、自分の気持ちがゆらゆらして元気がなくなってきたら、その時の自分の気持ちを良いでもなく悪いでもなく、意識的にそのまま受け止めてあげるようにしています。

そういう私が自分の中にいると、「どうしよう!」「まずいっ!」「どうにかしてー!!」と追い込まれても、または追い込まれそうになっても、その気持ちから脱出しやすくなるのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、発達障がいがある子の親だって支援して欲しい!どこに頼ればいいの?というテーマでお届けしてまいりました。

子育てというのは誰が担っても偉業だと、私は感じています。

そこに発達障がいという要素が加わると、より一層柔らかく広い心を保ちながら、お子さんという一人の人に寄り添う日々になります。

一方、あなた自身の気持ちに寄り添って支えてくれるところも、実は沢山ありますから、「私のことも誰か支えて~!」と叫びたくなったら、是非あなたの思いを語ってみてください。

一人で奮闘して煮詰まってしまったり、考え過ぎて偏った思考になっていってしまうことも防げるでしょう。

そして何より、気持ちが楽になって、支えてもらう心地良さも実感できるので、それをお子さんに還元していってあげることができますよ!

 

今回、支援先の一つとして「自分自身」を取り上げました。

もしもあなたが、ご自分で自身の気持ちに寄り添うことについて、もっと知りたい!と思われたなら、無料メール講座をお読みになってみませんか?

ご自分を客観視する方法を学んで、あなたの幸せにとって必要のない考え方は捨ててしまいましょう!

無料ですから、どうかご安心くださいね。

 

 

それでは今回は、こちらで失礼いたします。

最後までお読みくださって、どうもありがとうございました。

感覚チューニスト ゆう

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