バイオリンを続けていると、
「ちゃんと練習しているのに、あまり上達していない気がする」
そんな瞬間に出会うことがあります。
でもその時間は、
次の変化のための大切な準備期間かもしれません。
上達が止まったと感じる瞬間
「最近、なんか全然上手にならない」
そんなふうに感じることはありませんか?
ちゃんと練習しているのに、
前よりもできることは増えているはずなのに、
なぜか手応えがない。
バイオリンを続けていると、そんな時期は誰にでも訪れます。
実は、止まっているわけではない
でも実は、
本当に止まっていることはほとんどありません。
上達には「伸びる時期」と「整う時期」があります。
伸びる時期は、自分でもはっきり分かります。
弾けなかったところが弾けるようになる!音程が取れるようになった!など、できなかったことがグングンできるようになるからです。
でも整う時期は、少し地味です。
全体的に弾けるようになったからこそ、
これまで埋もれていた、より小さな音程のズレ等が見えてきます。
その微調整の段階にはいるわけですね。
その積み重ねが、基本的な技術をさらに育てていくのです。
別の視点で考えてみる
上達が止まったと感じたときに、
まず考えてほしいのは、
「本当に上達していないのか」です。
音程は合っているか。
弓順は楽譜通りか。
リズムは合っているか。
そこがOKだったら、
今感じている「上手くなっていない」という感想は
「上手に弾けるようになってきたからこそ、これまで気が付かなかったところが分かるようになってきた」状態です。
それは、止まっているのではなく、
さらに深い段階に進んでいるということです。
止まっているどころか前進真っ最中!とも言えますね。
音を聴くということ
音を聴く、というのは
ただ耳に入ってくる音を受け取ることではありません。
「どんな音が出ているかな?」
と、耳を傾けて意識を向けることです。
その意識があるだけで、
音は少しずつ変わり始めます。
速く弾くことよりも、
たくさん練習することよりも、
今出ている一音が、
自分の出したい音に近いかどうかをイメージすること。
それが、遠回りのようで一番の近道です。
上達は、気づいたときにやってくる
上達は、
「できた!」という瞬間だけではありません。
気づいたときに、
「あれ?前より楽に弾けているかも」
と感じるような変化も、立派な成長です。
もし今、
止まっているように感じているなら、
焦らなくて大丈夫。
あなたの中では、
ちゃんと整う時間が進んでいます。
その時間を信じて、
今日も一音を大切にしてみてください。
心も体も
元気が一番
今の自分そのままを「OK」と思えること。
力を抜いて、安心していられること。
音楽も、あなたに寄り添ってくれます。
バイオリンがうまくなることよりも、
音を通してふわっと笑顔になれることを大切にしています。
あなたのペースで、大丈夫です。
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