「早く上達させた方がいいですか?」
保護者の方から、時々こんなご質問をいただきます。
上達を願う気持ちは、とても自然なこと。
でも私は、バイオリンのレッスンで「急ぐこと」をいちばん大切にはしていません。
この記事では、
・急がないほうが育つ理由
・レッスンで私が大切にしていること
が分かります。
Contents
バイオリンの上達は急ぐべき?早い=良い?
バイオリンに限らず、子どもの発達や成長のスピードには個人差があります。
ある子はすぐに音符が読めるようになったり、指番号を覚えたりするかもしれません。
別の子はゆっくり、じっくり丁寧に音を出していくタイプかもしれません。
どちらが良い・悪いではありません。
大切なのは、その子が安心して自分の歩幅で進んでいけることだと私は考えています。
急ぎすぎることで、音楽が「やらなければならないこと」になってしまうと、本来の楽しさが失われがちです。
本当は、音楽を好きでい続ける力の方がずっと大切です。
上達より嬉しい瞬間〜レッスンで私が大切にしていること
レッスンをしていると、技術の上達以上に嬉しい瞬間があります。
それは、子どもがふっと笑顔になるとき。
「できた!」と言っているのかのように目を大きく見開くとき。
自分が出したい音に少し近づいて、満足そうな顔で私の方を見るとき。
そんな瞬間に立ち会うたびに、急ぐことは必須ではないと確信します。
私は、結果よりもその“心の動き”を大切にしています。
その瞬間が、子どもにとっての本当の成長です。
急がない関わりが育てる“音楽を好きでいられる力”
急いで結果だけを求めてしまうと、どうしても「できる・できない」という評価が先に来てしまいます。
でも、自分のペースで進む子は、音楽そのものに興味を向ける余裕があります。
楽しみながら音を出したり、音の響きに耳を澄ましたりする時間——
そうした“音楽を好きでいる力”は、急ぎすぎる関わりでは育ちにくいものです。
この力は、ただ上達が早いだけでは手に入らないもの。
じっくりと育っていくものです。
まとめ
バイオリンは急がなくていい。
その子自身の歩幅で進むことこそ、音楽を好きでいられる時間を育てます。
上達のスピードは一人ひとり違います。
焦らず、その子に寄り添いながら、日々の小さな喜びを一緒に見つけていきましょう。
レッスンではまず音を出す楽しさから始めて、お子さんのペースに寄り添いながら進めていますので、安心してご参加いただけます。
心も体も
元気が一番
今の自分そのままを「OK」と思えること。
力を抜いて、安心していられること。
音楽も、あなたに寄り添ってくれます。
バイオリンがうまくなることよりも、
音を通してふわっと笑顔になれることを大切にしています。
あなたのペースで、大丈夫です。
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