子どもの発達に心配ごとが見つかったとき。
「親なんだから、責任を持たなくちゃ。」
そんなふうに思ったことはありませんか?
私は、子どもの発達の特性が分かった日から、長い間、「責任」という言葉に縛られていました。
でも今振り返ると、その「責任」の正体は、私が思っていたものとは少し違っていたように感じています。
「責任」という言葉を、とても重たく感じていた頃
子どもの発達の特性が分かったとき、私は目の前が真っ暗になりました。
「この子の将来はどうなるんだろう。」
「私の人生も変わってしまう。」
そんな不安が一瞬で私を支配しました。
その頃の私は、
「親なんだから責任を持たなければ。」
という思いと、先のことが全く分からない不安と恐怖でいっぱいでした。
責任とは、「最後までちゃんとすること」「何があっても何とかすること」だと思っていました。
「親として責任を持つ」とは、何をすること?
子育てをしていると、いろいろな場面で「責任」という言葉が頭をよぎります。
子どもが学校へ行きたがらないとき。
習い事が思うように続かないとき。
体調を崩して学校を休み続けるとき。
そのたびに、
「親として、もっと何かできるはず。」
「ちゃんとしなくては。」
そう思っていました。
でも、あるとき気づいたのです。
私は、「責任」という言葉だけに支配されていて、その中身を考えたことがありませんでした。
「責任」は、思っていたより曖昧だった
責任とは何なのでしょう。
正しいことを最後までやり遂げることでしょうか。
でも、「正しい」は、人によって違います。
「最後まで」も、状況によって変わります。
考えてみると、「責任」という言葉だけでは、何も具体的には決まっていなかったのです。
私は、その曖昧な言葉を、自分でどんどん大きく重くしてしまっていたのです。
今の私は、「今できること」を大切にしています
今も、親としてできることは考えます。
困ったときには、医師や支援者、訪問看護など、周りの力も借ります。
福祉制度も利用します。
日々の生活や暮らしが、楽になったり便利になったりするグッズにも頼ります。
一人で抱え込まず、「今私ができること」を一つずつ積み重ねています。
そうやって過ごしてきた今、あの頃思い描いていた「真っ暗な未来」は訪れませんでした。
もちろん、悩みがなくなったわけではありません。
それでも、親も子どもも、その時々に合わせて歩き方を変えながら暮らしています。
まとめ
「責任」は、私が思っていたよりも、ずっと柔らかいものだったのかもしれません。
私たちは、「責任を持ちなさい」という言葉をたくさん聞いて育ちます。
だからこそ、知らないうちに、自分で責任を大きくしてしまうことがあります。
でも、本当に大切なのは、
「今の自分にできることは何だろう。」
と考えることなのかもしれません。
私もまだ、その途中です。
これからも迷うことはあると思います。
それでも最近は、「責任」という言葉を以前ほど怖く感じなくなりました。
「全部を背負うこと」が責任ではなく、「今の私にできることを考え、行動すること」なのかもしれないと思うようになったからです。
だから今日も、自分に問いかけています。
今の私にできることは何だろう。
そんなことを考えながら、一歩ずつ歩いていけたらいいなと思っています。
心も体も
元気が一番
音は、今のあなたのままで大丈夫だと教えてくれます。
無理に変えようとしなくても、
少しずつ整いながら、本来の響きに近づいていきます。
今の自分そのままを「OK」と思えること。
力を抜いて、安心していられること。
音楽やバイオリンの時間が、
そんなきっかけになれたら嬉しいです。
心も体も元気が一番。
あなたのペースで、大丈夫です。