こんにちは
お子さんの発達が気になるお母さんの味方
感覚チューニストのゆうです。
あなたは、発達障がいがあるお子さんへの声かけに悩んでいらっしゃるのでしょうか。
何かいい声かけをしてあげたいけれど、なんて声をかけたらいいのかな……。
特に話したいことがあるわけでもないし、共通の話題もないし……。
発達が気になるお子さんだからという理由だけではなく、お子さんの年齢が上がるにつれて話題探しに苦労する、ということもありますよね。
私もそうでした。
どんな時に、どんな言葉をかけたらいいのか分からない!
発達障がいがある子どもにとってのいいタイミングで、いい声かけをしたい!
あなたも、ただただお子さんを応援したい!勇気づけたい!笑顔になって欲しい!というお気持ちのはずです。
それなのに、いざ何か言葉にしようと思うと、学校のことを話したら嫌な顔をされるかな……と心配になったりしませんか?
もしも今声をかけて無視されたら……と不安になったりすることもあるでしょう。
声をかけてあげたいのは山々なのに、どういうタイミングで、どういう声かけをしたらいいのか分からなくて、そのままになってしまう……だから、悩まれているのですよね。
それなら、是非こちらの記事をお読みになってみてください。
きっと、あなたの悩みは解消されると思います。
もう悩むことなく、お子さんに声をかけてあげられて、お子さんを笑顔にしてあげれられるはずです!
それでは今回は、発達障がいがある子への声かけに【最適なタイミング】と【適切な内容】を紹介!というテーマで、お話ししていきたいと思います。
Contents
発達障がいがあるお子さんへの声かけに最適なタイミング
発達障がいがあるお子さんに声をかけてあげたいと思っても、今大丈夫かな……タイミング悪くないかな……機嫌悪くないかな……などと、色々考えてしまうお母さんは少なくないと思います。
当然です!
お母さんである私たちは、我が子が少しでも元気になるように、笑顔になってくれるようにと願って、声をかけてあげたいと思っているのですものね。
そこでまずは、どんなタイミングが最適なのか、ご紹介していきたいと思います。
お子さんが静かにしている時
まずは、「お子さんが静かにしている時」です。
お子さんへの声かけでオススメしたい最適なタイミングは、お子さんが静かにしている時になります。
子どもが騒がずに静かにしている時や、お利口さんにしていて注意するようなことがない時は、親の側も安心して優しい気持ちでいられますから、声かけには最適なのです。
とは言え、お子さんが静かにしていると、当たらず触らず出来ればそっとしておきたくなることもあると思います。
その間に、あなたもご自分のことに集中できますものね。
でも、別にそこでお子さんと長々と何かを論じる必要なんてないわけですから、一言二言ちょっと声をかけてみて欲しいのです。
大丈夫!
声をかけた後でも、あなたはゆっくりご自分の時間がとれますからね。
お子さんに声をかけてからのご自分の時間は、そうではない時と比べて、きっと幸せな気持ちが増すことでしょう。
お子さんに動きがあった時
次に2つ目は、「お子さんに動きがあった時」になります。
あなたがお子さんの「動き」について声をかけたくなるのは、どんな時でしょうか。
良くないことをしている時や、注意したいようなことをしている時はいかがですか?
お利口さんにしている時や、褒めたいようなことをしている時は?
こちらでお伝えする、お子さんの動きというのは、そのような状態だけを指しているわけではありません。
良いも悪いも関係なく、お子さんの様子に何か動きがあったら、それが「動きがあったとき」ということになります。
静かにしていた状態から、アクビをした!ノビをした!座りなおした!
何かしている状態から、手が止まった!何かに見入っている!声が聞こえてきた!
などなど、「静から動へ」「動から静へ」というタイミングが、声かけに最適な時なのです。
そう考えると……。
お子さんへの声かけで、適していない時はないと言っても過言ではないのかもしれませんね。
あなたが声をかけたいと思った時
最後の3つ目は、「あなたが声をかけたいと思った時」です。
あなたがお子さんに声をかけてあげたいと思ったら、その時は先にお伝えした2つのタイミングに関わらず、最適なタイミングということになります。
今声をかけたら、何か良くない影響を及ぼしてしまうのでは……という心配はいりません。
あなたが心配されるお気持ちは、私も良く分かります。
だから、声をかける前に顔色を伺ったり、用事もないのに傍を通り過ぎるふりをして様子をうかがったりしたこともありました。
でもそんな時に限って、横になっていて顔が見えなかったり、何かしているようだけれど下を向いていたり、部屋の戸が閉まっていたり……。
一方運良く、子どもの様子や顔色が伺えたとしても、本当に今声をかけた方がいいのかと不安になることもあったりして……。
結局、親である私の側では判断できず、その場は無言でやり過ごすしかなくて、せっかくのチャンスを逃してしまっていたこともあったのではないかと思い出します。
そんな私がお伝えしたい結論が、声かけしたいと思った時には迷わず声をかけてみる!ということなんです。
お子さんの機嫌をわざと損ねようとするわけではないのですから、不必要に怖がる必要はありませんよ。
迷っているうちに声をかけられないで終わってしまう方が、もったいないことなのではないでしょうか。
お子さんが、大好きなお母さんの声を耳にする機会を失ってしまう、ということになりますものね!
発達障がいがあるお子さんへの声かけに最適な内容
いかがでしたか?
お子さんにいつ声かけをしてあげたらいいのか、その最適なタイミングについてお分かりいただけたでしょうか。
それらを踏まえて、それらのタイミングで、どんな内容について声かけすればいいのかについて、ご紹介していきたいと思います。
あなたはもう、いつでも迷うことなく安心して、お子さんに声かけできるようになるはずです。
お子さんが出来たこと
まず1つ目は、「お子さんが出来たこと」です。
あなたがお子さんに声をかけたいと感じるのは、お子さんのどんなことについてでしょうか。
お子さんが出来るようになるのを期待して待っていたことがあれば、当然声をかけてあげたくなりますよね。
お手伝いが上手に出来るようになれば、喜びや感謝の気持ちを伝えてあげたくなるでしょう。
学校から帰宅してすぐに宿題をしていたら、声をかけて褒めてあげるのではないかと思います。
あなたから見て、お子さんが出来るようになったことについて、ぜひぜひ声かけしてあげましょう。
ここで、あなたの心に留めておいていただきたいことがあります。
「上手に」「すぐに」という程度についての条件は無しにして、出来ているという事実や出来ている内容について、声かけしてあげて欲しいと思います。
私の経験から、「すぐに」「上手に」「たくさん」「長く」「より望ましく」……などと欲が出てしまうと、殆どのことが「出来ていない」ことになってしまう可能性があるからです。
「お手伝いが出来るようになったね~!(まだまだ上手でなくてもOK)」
「宿題が出来たね!(夜遅くに思い出して、やっとのことで終わらせてもOK)」
大きな期待をして欲が全面に出てきてしまうと、声かけの機会を失ってしまうことになって、もったいないとは思いませんか。
お子さんが現状維持できていること
次に2つ目は、「お子さんが現状維持できていること」になります。
お子さんが既に出来ていることを思い出して、現状維持が出来ているということを、改めて声かけしてあげましょう。
当然ですが、出来ないことを何度も言われるより、出来ていることについて繰り返し言ってもらえる方が嬉しいとは思いませんか?
目新しく出来るようになったことでなくても、迷わず!遠慮なく!言葉にして伝えてあげればいいのです。
「この前もお手伝いをしてくれたんだよね!(その後上達していなくてもOK)」
「今日も宿題が出来たね~!(相変わらず空白が目立っていても丁寧な字でなくてもOK)」
もっと前から、長い間ずっと現状維持できている内容でもいいわけです。
「洋服の脱ぎ着が出来るようになったよね~。(もう○○歳だからなんて思わなくてOK)」
「いつ見ても、お箸の持ち方が上手だよね~。(365日、もう何年も出来ていることでもOK)」
私からお伝えしなくても、既にご理解くださっているとは思いますが、あなたが心から感心していないことについて、声かけすることはしないでくださいね。
お子さんを思う優しい眼差し、そこから生まれる温かい言葉があってはじめて、最適な声かけの内容になるのですから!
イヤミタラタラな気持ちでの声かけは、お子さんを見下してバカにした声かけにしかなりませんから、しないでいただきたいと思います。
お子さんのたった今の様子
最後の3つ目は、「お子さんのたった今の様子」についてです。
あなたは例えば、お子さんが何もしていないように見える時や、特に褒めたくなるようなことがない時には、どうされているでしょうか。
実はこれは、最適なタイミングのところでご紹介した、お子さんが静かにしているときのことが多いかもしれませんね。
ついついスルーして放置してしまいがちですが、そんな時こそ是非、お子さんのその時の様子について、言葉にして表現してあげて欲しいのです。
「何か考えごとをしている風だね~。」
「静かにテレビを観ているね~。」
など、あなたがお子さんをご覧になって思ったことを、ゆっくりと落ち着いた口調で柔らかい感じで伝えてあげましょう。
「偉いね~」「感心しちゃうな~」「成長を感じるよ~」など、あなたのプラスの感想を言ってあげてもいいですね。
声かけをするために敢えて、何か良いところを探さないと!気の利いたことを言わなくては!と、一生懸命にならなくても大丈夫ですよ。
お子さんは、あなたが注目してくれたこと、その時の自分の様子をそのまま認めて言葉にしてくれたことを嬉しく感じて、安心してほっとした気持ちになってくれるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、発達障がいがある子への声かけに【最適なタイミング】と【適切な内容】を紹介!というテーマでお届けしてまいりました。
お子さんのどんな様子の時に、どういう内容について声かけをすればいいのかが分かると、タイミングに迷ったり何を言おうかと悩む必要がなくなると思います。
はじめは、慣れなかったり照れくさかったりしてぎこちなくなったり、お子さんの反応が気になってしまったりもするかもしれません。
一日一声!試しに!という軽い気持ちで、あなたが声かけしやすいタイミングや内容から、ちょっとずつチャレンジしてみましょう。
きっと、すらすらといつでも自然に声かけが出来るようになって、お子さんに声かけするのが楽しくなりますよ。
嬉しそうなお子さんの様子が目に浮かびますね。
それでは今回は、こちらで失礼いたします。
最後までお読みくださって、どうもありがとうございました。
感覚チューニスト ゆう
コメント