発達障がいがある子の親がカウンセリング?想像以上の効果5つとは!

こんにちは

お子さんの発達が気になるお母さんの味方

感覚チューニストのゆうです。

 

 

あなたは、発達障がいがあるお子さんの親御さんがカウンセリングを受けている、という話を聞いたことがあるでしょうか。

カウンセリングって、心が弱い人間がどうにもならない悩みを話すところでしょ~?

世の中には、そんな風に思っている方もいるかもしれませんね。

親の方がカウンセリングを受けるなんて、よっぽどお子さんが大変なんだろうな……。

子ども本人が受けるわけではないし、お医者さんでもないわけだから、子どもが良くなるとかの解決にはならないよね……??

かつては私も、親がカウンセリングを受ける効果どころか、カウンセリングについても良く分かっていませんでした。

あなたは、いかがでしょうか?

カウンセリングで一体どんなことを相談するのかな?

お金と時間をかける程の何かいいことがあるんだろうか?

子どものことを含め何か効果があるのなら、考えてみようかな……。

色々と良く分からないから、検討しようにも出来ないのではないでしょうか。

それなら是非、こちらの記事をお読みになってみてください。

あなたの疑問が解消されて、それなら検討してもいいかも!という気持ちになるのではないかと思います。

それでは今回は、発達障がいがある子の親がカウンセリング?想像以上の効果5つとは!というテーマでお届けしてまいりますね。

 

発達障がいがある子どもの親はカウンセリングでどんな相談をするの?

カウンセリングでは何かを話す、というイメージを持たれている方は多いでしょう。

確かに全くその通りなのですが、もう少し理解を深めていただけたらと思います。

そしてこちらでは、発達障がいがあるお子さんの親御さんが、どんなことに悩み相談したくなるのかも合わせてご紹介していきますね。

 

カウンセリングとは

まず1つ目に、「カウンセリングとは」と題してお話しいたします。

最初に、以下のカウンセリングについての説明をご覧ください。

クライエントや患者が困っていることや悩んでいることを専門家との会話や対話を通して解決または自己受容あるいは自己変容していくもの。……カウンセリングは、主に心理の専門家がクライエントや患者の話を傾聴したり受容したりしながら、クライエントや患者の心情や状況の理解に努めることによって、主体的に問題の解決を行っていけるようにサポートすることを指します。」

【厚生労働省「生活習慣病予防のための健康情報サイト、カウンセリング / 心理療法」より】

また、私がカウンセリングについて心理士から学んだことと、私自身の経験とを合わせて表現するとしたら、以下のようになります。

相談者はカウンセラーとの心理的な交流によって、自分自身の思いや考えなどについて客観的に捉えることが容易になり、幸せな未来のためのセルフケア行動が選択できるようになります。

相談者さんはカウンセリングによって、自分で自分のことを受け入れられるようになるので気持ちが楽になって、心や体の症状が緩和されていきます。

そして、穏やかな気持ちで物事を捉え、自分を大切にできる言動を選択できるようになって、自分と大切な人の幸せに向けて行動できるようになるわけです。

カウンセラーは相談者さんに耳を傾け、相談者さんが抱えている悩みや困り事に対して、知識や経験をもとに相談・援助・助言・指導をしながら、解決への道を探す手助けをする役です。

薬が患者さんを治すのではありませんよ。薬は患者さん自身が治ろうとする自然治癒力を助けてくれるのですよ。

これは、幼少期の私が診ていただいていた小児科の医師が、たびたび私の母に言われていたことです。

その後私も、大学の講義で医師や看護師から同じように学びましたし、子どもたちや自身のことでお医者さんに行っても、同じような説明を受けてきました。

カウンセリングも同じで、薬こそ扱いませんが、相談者さんの元気になりたい!という気持ちに寄り添って、その気持ちを効果的に促進するために心に働きかけるのです。

相談者さんが自ら持っている幸せになりたいという思いを、カウンセリングで支援してもらう、伴走してもらう、手助けをしてもらうわけですね。

 

カウンセリングの対象者

次の2つ目は、「カウンセリングの対象者」についてです。

あなたは、どんな時にお医者さんへ行かれますか?

「ん?何か変だ!原因は分からないけれど、いつもと何か違う!!」

ご自身が感じた、体のどこかの調子の悪さがキッカケで、受診するのではないでしょうか。

自分は主婦だからとか、大変な仕事を抱えていないからとか、自分で治さないといけないから、……そういう理由で病院の受診を諦めることは少ないと思います。

カウンセリングに行くかどうかを決めるのは、相談者さんです。

キツイ!辛い!心配!どうしたらいいの!分からない!……そんな状況にある方は、どなたでも対象者としての条件を満たしています。

年齢も問いません!

目には見えないけれど、自分の中に痛くて苦しくて辛くて大変なところがある、と思ったらカウンセリング!

さらに言えば、何も悩みがないと思っていても、今以上に幸せな気持ちなれるのがカウンセリング!

私は、そうも考えていますよ。

それから補足ですが、カウンセラーによっては、相談内容の中でも特に得意な分野というものがあります。

お医者さんが内科や眼科、皮膚科や歯科などと、それぞれの専門に分かれているのと同じですね。

だから、あなたがもしこれからカウンセリングを受けようかなと思われた時には、発達障がいに詳しいカウンセラーをお探しになることをオススメいたします。

私の経験から、きっとしっかり伴走してもらえるに違いありません!

 

カウンセリングで相談できること

では3つ目に、「カウンセリングで相談できること」について、お伝えいたします。

ここでは、特にお子さんの発達のことでカウンセリングを受ける場合について考えていきますね。

早速ですが、あなたにはこんな悩みや不安、苦しみや辛さはないでしょうか。

どれも全部、カウンセリングで相談できることなんですよ。

【子どもの発達障がいを受け入れられない】

どうして家の子が発達障がいなの!信じたくない!普通でいて欲しかった!なんで……どうして……。

自力で立っているのも話すのも辛いくらい、凄く苦しい気持ちに襲われますよね。

【発達障がいがある子どもへの対応が分からない】

我が子に発達障がいがあると分かったところで、じゃあ一体どうしたらいいの?となります。

何ができるの?してはいけないことはあるの?……疑問だらけになって、色々と知りたくなるでしょう。

対応を知った後でも、これでいいの?分からない!自信ない!どうしよう!と、上手くいかないこともあるわけです。

【自分の気持ちを穏やかに保てない】

お母さんだって人です、お子さんのことに限らず色々と気持ちが浮き沈みしてしまいます。

子どもの前では笑顔でいたいのに、いつも元気に心穏やかでいたいのに、イライラしたりめそめそしたくなってしまう。

辛いよ、どうしたらいい?……こんな悩みはしょっちゅうです。

【子どもの発達障がいに理解がない家族とどう関わったらいいのか】

子どもに良かれと思ってしていることについて、家族から非難されたり反対されたりすると、悲しくて嫌な気持ちになります。

上の子や下の子からはずるい!という文句の声が聞こえてくるし、どう説明したらいいの?どうしたら理解してくれるの?

そんな疑問も相談したくなります。

【周囲の人との関わりや子どもの今後のこと】

親戚とかご近所には、どう打ち明けよう、どう伝えればいいの?学校の先生には何と言えばいい?

子どもの進路をどうしよう……次から次へと、悩みは尽きませんね。

こちらでご紹介した内容以外のことでも、本当に何でも相談できるのがカウンセリングです。

カウンセリングは、あなたが心と体の元気を取り戻して幸せになるための通過点になりますよ!

 

発達障がいがある子どもの親がカウンセリングを受ける5つの効果

いかがでしたか?

カウンセリングを受けずとも頑張っていらっしゃるあなたにも、実は同じような悩みや苦しみがあるのではないでしょうか。

ここからは、それらの悩みや苦しみをカウンセリングで相談すると、その後どんな効果が得られるのかについてお伝えいたします。

私はカウンセリングを半信半疑で受け始めたのですが、その効果を今でも実感し続けているんですよ!

 

ありのままの子どもを受容できるようになる

ではまず1つ目の、「ありのままの子どもを受容できるようになる」ということについてです。

お子さんについて、発達障がいがある!その疑いがある!もしかしたら可能性があるかも!と分かった途端に、お先真っ暗になったような不幸のどん底にいるような気持ちになってしまっていたのが嘘のように、穏やかな気持ちが戻ってきます

なぜなら、お子さんのことを以前のような気持ちで見ることが出来るようになるからです。

例えばですが、「発達に問題がある子」というようなフィルターを付けることなく、何の条件も付けずに、お子さんをありのままに捉えて見つめることが出来るようになるのです。

これは、そういう気持ちになるように、ご自分で無理矢理コントロールするということではありませんよ。

まずは、あなたがご自身の気持ちそのままを知ることから始まります。

それが行く行くは、「発達障がい」という言葉に対して抱く重苦しい気持ちに変化をもたらすのです。

よく聞く「個性のひとつ!」という捉え方も、すんなり受け入れられるようになるでしょう。

「それがどーしたぁ?」というくらいに、私にとっては存在感の薄い言葉になりましたよ。

行き着くところ、かわいい大事な大事な我が子に変わりはない!という気持ちになれるはずです。

 

子どもに適した対応が分かるようになる

次に2つ目の、「子どもに適した対応が分かるようになる」ということについて、お話しいたします。

お子さんのその時その時に合った、ベストな対応が分かるようになります。

あなたがカウンセリングを受けるということは、あなたがまずカウンセラーに受け入れてもらう体験をするということです。

きっと、心の緊張がほぐれて柔らかい気持ちになれるでしょう。

その体験をもとに、あなたがカウンセラーにされたような対応をお子さんにしてみるだけでも、手応えを感じられると思います。

また、発達障がいに詳しいカウンセラーであれば、発達が気になるお子さんへの対応についての引き出しもたくさん持っています。

だから、自信がなかったり合っているのか分からなかったりと、困った時にはまたいつでも相談すればいいのです。

あなたもきっと、何だか上手く行かないな~と思った時に、ご自分でどんどん試行錯誤できるようになっていきますよ。

お子さんへの適切な対応と深い関係がある、ペアレントトレーニングという言葉を、あなたはお聞きになったことがあるでしょうか?

私から短くご説明するなら、お子さんの何を!どこを!褒めればいいのかが見えてくるので、いつでもどこでも簡単に褒められるようになる!そのためのコツが学べる方法となります。

発達障がい専門の心理士からペアレントトレーニングを学んだ私がおすすめする、褒めポイントの見つけ方は、無料メール講座でも詳しくご紹介していますので、よろしければ参考にしてみてくださいね。

 

親がいつもリラックスした気持ちでいられるようになる

それでは3つ目の、「親がいつもリラックスした気持ちでいられるようになる」ということについてです。

人は思い込みや勘違い、執着などによって考え方が偏ったり狭くなってしまうと、気持ちも小さく堅くなっていってしまい、選択できる言動が少なくなり笑顔が減っていき、だんだん身動きが取れなくなっていってしまうものです。

来る日も来る日も曇り空で、毎日薄暗い景色を見ているような、狭いところで生きているような窮屈な感じになってくると思います。

それがカウンセリングによって和らいで、明るい景色に変化していくのです。

それまでにあったはずの悩みやイライラの種が小さくなる、軽くなる、消えていくイメージです。

自分が潰されそうになりながら抱えていた課題が、小さなこと些細なことに感じられるようになるから不思議ですね。

何事にも焦る必要がなくなるので、常にリラックスできていて安心した気持ちでいられるので、十分な余裕が生まれます。

お子さんに対しても笑顔で、ゆったりした気持ちで向き合えるようになりますよ。

お子さんだって嬉しくて気分が良くなる!あなたももっと気分が良くなる!という好循環がやってきます。

あなたの精神を削がないくらいの気遣いが保てて、過不足ない動きがとれるようになって、とても安定して落ち着いた状態になるでしょう。

余計なことに縛られない毎日は、疲れも溜まりませんし、とっても楽ですよ!

 

家族みんなが笑顔になれる

では4つ目に、「家族みんなが笑顔になれる」ということについて、お伝えいたします。

我が子に発達障がいがあると聞くと、何か物凄く大変なことになってしまうのでは!とんでもないことになってしまうのではないか!という気持ちになってしまうものです。

それらの漠然とした不安や心配、強烈な緊張などが、カウンセリングによって和らいだり治まったりします。

あなたがリラックスして笑顔になると、お子さんもホットして笑顔になるに違いありません。

その様子を、夫さんや他のお子さんなどのご家族がご覧になったら、みなさん緩~い気持ちになって笑顔になれるのではないでしょうか。

反対に、あなたが心配して右往左往して張り詰めていたら、ご家族だって心配して、右も左も分からないのにあーだこーだ言いたくなると思います。

もしかしたら、あなたのご家族はまだ発達障がいについての理解がなく、そのことであなたが傷ついたり悲しくなったり、腹を立てたくなることもありますか?

でも、もう、そんなこともなくなりますよ。

何故なら、カウンセリングを受けたあなたには、もう気持ちを大きく掻き乱すような出来事は襲ってこなくなるのですからね。

それよりも、ご家族お一人お一人がそれぞれに年齢と経験と知識を重ねていく様子を、あなたは十分に感じられようになるはずです。

 

明るい気持ちで今後の人生を考えられるようになる

最後は5つ目の、「明るい気持ちで今後の人生を考えられるようになる」ということになります。

お子さんの発達のことは、あなたの人生にとって大きな課題ではありますが、同時にそう大きな課題でもなくなるのです。

下の方から見上げると高い壁でも、それよりも高い山から見下ろせば低い壁に見えるといった感じでしょうか。

カウンセリングによって、あなたご自身やお子さんやご家族が進むべき方向に、大きな道がぱ~っと開けて見えてくるでしょう。

同時に、もともとあった他の壁……例えばお子さんの学校の役員活動のこと、お住まいの地域活動のこと、ご親戚との関わりやご近所付き合いなどなど……あれもこれも全部、小さな壁に感じられるようになるはずです。

何事に関しても、とっても楽な気持ちで臨めるので、かつてのようにハラハラしたりドキドキしたり、神経をとがらせる必要がなくなります。

つまり、自分に無理をさせなくて良くなるということなのですが、これについては先ほどもお話ししたように、決して無理をさせないように頑張るということではないのです。

ご自分のことや周りのことについて、ゆったりしていても乗り越えられるくらいの課題!という風に感じられるようになるのです。

かつて私が、もの凄く苦しくて辛いと感じていた頃には、自分の未来に現在のような私が居るなんて、これっぽっちも!全く!考えられませんでした。

一生楽な気持ちになんてなれない!一生苦しむに違いない! そう想像して、心底覚悟していましたからね。

あの頃は、温かいお風呂に浸かっているにも関わらず、泣いてしまうことがたびたびありました……。

でも今は!

湯船につかるたびに「あ~~気持ちがいい~~!」と、そのあったかさを体中で味わいながら、「明日は何をしようかな~~将来はどうなるかな~~」と、ぽかぽかした気分になっていますよ。

 

カウンセリングのことや、今回少し触れたペアレントトレーニングについては、こちらでも詳しくご紹介していますので、よろしければご覧くださいね。

⇒発達障がいで親と一緒にカウンセリング?そのメリットは?

⇒発達障がいにはペアレントトレーニング?嬉しいメリット5つを紹介!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、発達障がいがある子の親がカウンセリング?想像以上の効果5つとは!というテーマでお届けしてまいりました。

発達障がいがあるお子さんのお母さんにこそ、早いうちからカウンセリングを受けていただきたいと、私は思っています。

熱が出て内科を受診するように、心が痛んで苦しくなったらカウンセリング!

虫歯予防のために定期的に歯医者さんへ行くように、心からの笑顔を保つためにカウンセリング!

というように、かつての私にとって無くてはならないものだったからです。

発達障がいに詳しいカウンセラーであれば、きっとあなたのお子さんへの対応やご家族との関わりについても相談できて、道が開けますよ!

あなたもお子さんもご家族も、想像以上の効果を感じることが出来るに違いありません。

 

私がお届けしている無料メール講座では、あなたが抱えているであろう必要ない肩の荷を降ろすために、お家で出来る簡単なワークをご用意しています。

カウンセリングを受けなくても、まずはご自分でご自分に寄り添ってあげることが出来るようになると思いますから、おすすめです。

全10回を完全に無料で配信しておりますので、どうぞ安心してご登録くださいね。

 

 

それでは今回は、こちらで失礼いたします。

最後までお読みくださって、どうもありがとうございました。

感覚チューニスト ゆう

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