発達障がいで親と一緒にカウンセリング?そのメリットは?

こんにちは
お子さんの発達が気になるお母さんの味方
感覚チューニストのゆうです。

 

 

「発達障がいがある家の子がさ、カウンセリングを受けたら変わったよ~!」

あなたも、こんな声を耳にしたことはありませんか?

「カウンセリングって、話をするんだよね~。」

「会話が苦手な家の子にも、何か効果があるかなぁ?」

色々と疑問を感じながらも、発達障がいがある、あなたのお子さんへのメリットにも期待が膨らみますよね。

かつての私は全然ピンときていませんでしたが、藁にもすがる思いでした。

「う~ん……でもやっぱり会話は難しいかも……親が一緒でもいいのかなぁ?」

あなたは、既にカウンセリングをご存知だからこそ、すごく気にはなるし不安もあるのではないでしょうか。

でも大丈夫、安心してくださいね。

今回は、発達障がいがあって親と一緒にカウンセリングが受けられるのか、そのメリットも合わせてお話ししたいと思います。

 

親と一緒にカウンセリングは受けられるのか

ズバリ!

カウンセリングは親が一緒でも受けられます!大丈夫です。

何の問題もありません。

問題がないどころか、私は自分の経験から非常に多くのメリットがあると考えています。

カウンセリングでは、いつもいつも親子一緒でなくても構いません。

あなただけがお話しする時があってもいいでしょうし、お子さんだけのことがあっても大丈夫です。

お子さんが、急な体調不良や気分の変化で席を外したくなったり、慣れない会話に黙ってしまうことがあっても、あなたがお子さんの代弁をしてあげればいいわけです。

何も心配はいりませんので、安心してくださいね。

 

親と一緒のカウンセリングのメリットとは

ここからは、親と一緒に受けるカウンセリングのメリットについて、ご紹介していきたいと思います。

どれも実際に、私が発達障がい専門のカウンセリングを受けて感じたメリットになります。

きっと、お子さんにとっても、あなたにとっても、同じように嬉しいメリットになるはずです。

是非、あなたとお子さんの状況に重ねながら読んでみてくださいね。

 

メリット1.親子一緒で安心できる

まず1つ目のメリットは、何と言っても「親子で一緒で安心できる」ということです。

あなたは、どなたかと1対1で会う時に、緊張されることはありませんか?

緊張まではしなくても、無意識のうちに気を遣われているのではないでしょうか。

お子さんは、カウンセラーと初めて対面するのですから、とても緊張して不安な気持ちになると思うのです。

でも、お母さんであるあなたがずっとそばにいてくれたら、慣れない場面でも気持ちが和らぎますよね。

会話が苦手だったら尚更、困ったら助け船を出してもらえる!という安心感は大事に違いありません。

お子さんが不安そうだったら、あなたがその場で声をかけてあげることも出来ますから、お子さんに一人怖い想いをさせなくていいという、あなたの安心にもつながるでしょう。

 

メリット2.お子さんの変化を目の前で感じられる

では次の、「お子さんの変化を目の前で感じられる」についてです。

カウンセリングによって変化するお子さんの様子を、あなたは毎回、目の前で感じることができるのです。

それは、カウンセリング最中かもしれませんし、カウンセリング前後かもしれませんが、お子さんの変化を実感できることほど、親として嬉しいことはないのではないでしょうか。

また、お子さんの変化がカウンセラーという第三者によって肯定されることによって、あなたもお子さんも確信が持てるわけです。

その嬉しい変化について、後からまたお子さんと話したり、ご家族との話題にすることで、あなたもお子さんも再び実感できますよね。

お子さんのかかりつけ医に伝えるのもおすすめです。

診察室にいる時以外の、お子さんの様子や変化についても知ってもらえるからです。

お子さんも、自分の変化を医師の口から出る言葉によって再確認して、自己を肯定して成功を感じる機会を重ねていくことができるでしょう。

あなたもきっと、更に安心して治療方針の調整などをお願いできると思います。

 

メリット3.親子でお互いの思い込みに気がつける

続いて3つ目のメリットは、「親子でお互いの思い込みに気がつける」ということです。

カウンセラーを交えた3人で話すことで、あなたとお子さんの普段の会話では出てこない、お互いの気持ちのズレにも気がつけるのです。

その時に、カウンセラーという専門的な立場からの捉え方も、知ることができます

あなたがお子さんに抱いていた気持ちは、ご自分のための希望だったのかもしれません……。

お子さんが口にしていたのは、一番に望んでいたことではなかったかもしれません……。

お互いの勘違いや思い込みなどに気がつけて、その場で共通理解もできるわけです。

その結果あなたは、これまでは気がつかなかったお子さんの姿を自信持って褒められるようになって……。

お子さんは、本当に望んでいることを堂々と言えるようになって……。

きっと、あなたにもお子さんにも嬉しい気づきがいっぱいあるに違いありません。

 

メリット4.お子さんへの対応が具体的に分かる

では4つ目のメリット、「お子さんへの対応が具体的に分かる」についてお話しいたします。

あなたが、お子さんへのカウンセラーの態度や声かけなどをご覧になることで、具体的にどんな対応をしたらよいのか分かるのです。

一般的な対応の知識だけではなく、あなたのお子さんのための具体的な対応を身につけられるわけです。

カウンセラーがお子さんに耳を傾ける様子から、傾聴とはどういうことか実感できるでしょう。

相づちの重要性も分かって、普段のお子さんとの会話がよりスムーズになったら嬉しいですね。

お子さんに言ってしまいがちな「ダメ!」「~しなさい!」も、お子さんを肯定する伝え方に簡単に変換することができるようになりますよ。

お子さんに対しての必要な要望を、具体的にどう伝えればいいのかも理解できるので、曖昧な表現でお子さんを混乱させてしまうこともなくなると思います。

場合によっては、その要望をカウンセラー経由で、お子さんに助言してもらうこともできますね。

 

メリット5.お子さんが目標を達成しやすくなる

それでは次に、5つ目のメリット「お子さんが目標を達成しやすくなる」について、お伝えいたします。

カウンセリングでは、お子さんが達成したい目標や、それを達成するための課題を作ったりすることがあります。

それらは、お子さんが信頼するカウンセラーと一緒に考えるので、受け入れやすくチャレンジしやすい内容となります。

そして、もちろんあなたも、その目標が立てられた経緯や課題の内容などについて理解しているので、ご自宅でもカウンセラーの言葉をもとにした適切な声かけができることになります。

だからお子さんは、「それはお母さんが勝手に言うことでしょ?」などといった余計な感情を抱くことなく、ご自分の課題に取り組みやすくなるし、目標も達成しやすくなるわけですね。

 

メリット6.あなたとカウンセラーの会話がお手本になる

最後に、6つ目のメリット「あなたとカウンセラーの会話がお手本になる」について、ご紹介いたします。

お子さんは、あなたとカウンセラーのやり取りを見聞きしたり観察したりして、自分が実際に会話をする時のお手本にすることができます。

相手の話にどうやって耳を傾けるか、どう受け答えをするのか、相づちは、表情は、声のトーンは、仕草は……等々、たくさんのことを学べるわけです。

発達障がいがある場合、会話に苦手意識を持っている場合も少なくありませんから、すぐに使えて役立つお手本があるなんて、嬉しいし安心できますよね。

お子さんが疑問に思っていそうなことや、是非お子さんにも知っておいて欲しいことがあれば、あなたがカウンセラーと話しながらそれとなく質問して、お子さんの耳に入れておくのもいいと思います。

 

親御さんだけが受けるカウンセリングについても、こちらで詳しくご紹介しておりますので、よろしければご覧くださいね。

⇒発達障がいがある子の親がカウンセリング?想像以上の効果5つとは!

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、発達障がいがあって親と一緒にカウンセリングを受けられるのかどうか、またそのメリットについてお届けしてまいりました。

カウンセリングに興味はあるけれど、我が子の場合は……と心配されていた、あなたのお気持ちは楽になりましたか?

カウンセリングは一緒に受けることができるし、お子さんにもあなたにもメリットがあると分かって、さらに安心されたのではないでしょうか。

あなたとお子さんは、きっと更に沢山のメリットをお感じになるに違いありません。

是非、お子さんと一緒に発達障がい専門のカウンセリングを受けることを視野に、動き出してみてくださいね。

 

 

それでは、今回はこちらで失礼いたします。

最後までお読みくださって、どうもありがとうございました。

感覚チューニスト ゆう

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