はじめまして。
「自由なバイオリン弾き」のブログを書いている、ゆうです。
このブログでは、
私とバイオリンのこと、
音や体で感じている感覚のことなど、
日々感じていることを書いています。
音楽の話だけでなく、
音を聴くことや感覚のことなど、
少しゆっくりした視点から
音楽を楽しむことを大切にしています。
Contents
バイオリンとの出会い
私がバイオリンを習い始めたのは、小学校に上がる前です。
父親の意向で、無理やり習わされていました。
学校を早退して、片道2時間弱かけて通っていました。
先生も厳しく、家では父に「練習しろ」と言われる日々。
嫌で嫌で仕方がありませんでした。
周りには誰もバイオリンを習っている子がいなかったので、
学校の学習発表会などで弾く機会があると、
子どもながらに、ちょっといい気分になれたことは
少しだけ良かった記憶です。
中学生になっても先生のところに通っていましたが、
部活の先輩に
「バイオリンを習いに行くので部活を休みたいです」
と言うのが怖くて、
父親のOKが出て、晴れてバイオリンを辞めることになりました。
それが、大学に入って間もなくのことです。
高校の時の友だちが、どこから情報を得たのか
私がバイオリンを習っていたことを知ったらしく、
講義で会うたびにオーケストラに勧誘してきました。
バイオリンへの興味もなく、
オーケストラにも関心がなかったので断り続けていたのですが、
会うたびに何度も誘ってくれて、
講義中にはメモまで回ってきて。
その熱意に負けて、
「一度だけ練習を見に行ってみよう」と思ったのです。
その日は、街の教会を借りて練習する日でした。
練習場所に足を踏み入れた瞬間、
それまでに耳にしたことのないような
ふわ~っとした音に包まれてしまったのです。
私はその響きに魅了されながら、
合奏の練習風景を見学しました。
腕に鳥肌が立つのを感じながら、
言葉にならないほど心地よくなりながら、
「バイオリンを弾く学生って、どんなに上手なんだろう」と
観察していました。
そして、その満たされた気持ちのまま、
その日のうちに入部届を出したのだと思います。
それからは、講義の合間にバイオリン三昧の4年間でした。
後輩に引き継ぐまでセカンドバイオリンのトップを務め、
エキストラとして参加していた市民オーケストラでも
セカンドトップをさせていただきました。
オーケストラで感じた音の世界
オーケストラの魅力は、
言葉を交わさなくても、同じ気持ちの人たちと一緒に
たくさんの音の流れを作っていけること。
自分のバイオリンで演奏の大切な一部になれること。
弾きながら、すべての楽器が合わさった音の厚みを
存分に感じられることです。
種類の違うたくさんの楽器の音が、
まるで絵を描く絵具のように
混じり合ったり、濃くなったり、薄くなったり。
単色になったり、マーブルになったりしながら
揺れながら流れていく。
その中にいられることが、
私はとても好きでした。
幸せを感じる瞬間でした。
特に好きなのは、
演奏が始まる前のチューニングの時間です。
自分がAの音に包まれるあの時間は、
これから楽しい時間が始まるという
わくわくした気持ちになります。
音と感覚
バイオリンを弾いていると、
自分の体のあらゆる感覚が
深くつながっていることを感じます。
立っているのか座っているのか。
広い場所なのか、狭い場所なのか。
暑いのか寒いのか、
湿っているのか乾燥しているのか。
静かな場所なのか、騒がしい場所なのか。
指や腕の動き、
心や体の元気の具合、
体の力の抜け具合。
少しの違いで音が変わるので、
自然と自分の感覚すべてに
意識が向くようになります。
私はこの
「音に耳をすませる時間」
「自分を意識する時間」
が、とても気に入っています。
バイオリンレッスンについて
現在は、
バイオリンを通して
・音を楽しむこと
・自分の感覚を感じること
そんな時間を大切にしたレッスンをしています。
初心者の方や、
大人になってからバイオリンを始めたい方にも、
まずは「バイオリンって楽しい!」という時間を
届けられたら嬉しいです。
バイオリンを楽しむ人が増えたら
バイオリンは、
特別な人だけの楽器ではありません。
子どもでも、
大人でも、
楽譜が読めない人でも、
はじめて音楽に親しむ人でも。
だれでも、
その人が奏でる音で
バイオリンを楽しむことができます。
上手に弾くことよりも、
音を楽しむこと。
音に耳をすませること。
そんな時間を、
音楽を楽しみたいと思っている人と
分かち合えたら嬉しいなと思っています。
このブログについて
このブログでは、
・バイオリンのこと
・音楽の楽しみ方
・心と体の感覚の話
などを中心に、
日々感じたことを書いています。
音楽をしている人も、
音楽を聴くのが好きな人も、
ゆっくり読んでもらえたら嬉しいです。
音の世界を、
一緒にゆっくり楽しんでもらえたら嬉しいです。
「自由なバイオリン弾き」という名前については
こちらの記事で書いています。
心も体も
元気が一番
音は、今のあなたのままで大丈夫だと教えてくれます。
無理に変えようとしなくても、
少しずつ整いながら、本来の響きに近づいていきます。
日々の生活の中で、
音がそっと寄り添う時間をお届けできたら嬉しいです。
心も体も元気が一番。
あなたのペースで、大丈夫です。