こんにちは
お子さんの発達が気になるお母さんの味方
感覚チューニストのゆうです。
発達しょうがいがあるお子さんを支えながら、毎日頑張っているあなた!
自由で楽な気持ちでいられていますか?
今よりもっと笑顔を増やしませんか?
今回も「発達障がいがある子を持つ親の気持ち!心を解放するフレーズ集Ⅲ」というテーマでお伝えしていきたいと思います。
動画で概要をお伝えしています。↓
詳しくは続きのブログを読んでみてくださいね(*^_^*)
今日もきっと、あなたの心が晴れますように!!
⇒「発達障がいがある子を持つ親の気持ち!心を解放するフレーズ集Ⅰ」はこちらです。
⇒「発達障がいがある子を持つ親の気持ち!心を解放するフレーズ集Ⅱ」はこちらです。
Contents
発達障がいがある子を持つ親の気持ちを縛っているものとは?
発達障がいがあるお子さんをお持ちの親御さんなら誰しも、凄く凄く苦しい思いをした時期があると思います。
それが今もずっと続いていて、心が窮屈なままの毎日を送られている方も、少なくないでしょう。
そんなお母さん方の気持ちを縛っているものを整理してみると、大きく3つあるのではないかと考えています。
1つ目は未来への不安
2つ目は他とは違う現状に対する心配
3つ目は過去の自分が吸収した思い込み
いかがですか?
あなたの苦しいお気持ちにも、思い当たるところがありますでしょうか。
もしそうであれば、ぜひ以下にご紹介する「親の心を解放する5つのフレーズ」をお読みいただければと思います。
お母さんの気持ちを縛っている3つのことについては、「発達障がいがある子を持つ親の気持ち!心を解放するフレーズ集Ⅰ」で詳しくお伝えしています。
また、以下の記事でも、今回の記事とはまた別の「親の気持ちを解放するフレーズ」をそれぞれ5つずつご紹介していますので、合わせてお読みいただけたらと思います。
⇒「発達障がいがある子を持つ親の気持ち!心を解放するフレーズ集Ⅰ」はこちらです。
⇒「発達障がいがある子を持つ親の気持ち!心を解放するフレーズ集Ⅱ」はこちらです。
親の心を解放する5つのフレーズⅢ
それでは改めまして、親の気持ちを解放するフレーズⅢとして、5つご紹介してまいりますね。
どれも当時の私の気持ちを救ってくれた名言です。
今でも時々思い出しては、「本当にその通り!」「色々あったけれど、どれもこれもOKだったんだ!」と後押しされているんですよ。
みんな何かしらありますよ
まず1つ目は、「みんな何かしらありますよ」ということについてです。
これは我が子が通っていた高校の先生が言ってくださった言葉です。
当時、我が子の体調は思わしくなく医師の診察を受けるようになっていたので、その診察内容について学校の先生にお伝えした時のこと。
私は、我が子の体調のことや学校のことが心配だったし、何より自分はどうしたらよいのかが全く分からず、不安で一杯だったのですが、先生が開口一番「みんな何かしらありますよ」とおっしゃったのです。
それが私にはまるで、「それがどうかされましたか」「そんなことは当たり前ですよ」「特別な問題ではありませんよ」と聞こえたのでした。
我が子は他のお子さんと違うと思って「大変だ大変だ!!」と思って打ち明けた私は、一瞬あっけにとられましたが、気持ちが楽になったのは言うまでもありません。
確かにそうですよね、みんな何かしらありますよね。
自分の学校生活時代を思い出しても、周りにはいろんな人がいました。
元気そうに見えるのに体育は必ず見学だった人、目を見張るほど急に痩せたり太ったりしていた人、教科書を読むのが相当苦手そうだった人、突然怒り出して暴れているように見えた人……。
私や家族にだって、他の誰かと比べたら違うということは沢山ありました。
ただ、それを気にしていなかっただけ、そんなもんだと思っていただけだったのだと思い出します。
……ということは、気にするから困った!困った!と大騒ぎしてしまう……ということなのかもしれませんね。
トライ&エラー
次は、「トライ&エラー」ということについてお話しいたします。
トライ&エラーという言葉は、私は発達のことを勉強しはじめてから意識するようになり、聞く機会も増えました。
あなたも、もしかしたら発達のことに限らず、既に耳にされたことがあるのではないでしょうか。
発達障がい専門のカウンセラーの方も、発達障がいがあるお子さんと長年関わっていらっしゃる専門家も、皆さんそうおっしゃいますね。
「こうかな?どうかな?とやってみて、違うな!合わないな!と思ったら、また別のことをやってみる!試してみる!そうやってその時その時でその人その人に合う方法ややり方を探していけばいい」と。
トライの後にエラーが来ても、それは次のトライのための出発地点になるので、エラーが出たらからと言って失敗でも何でもないのですね。
私が「トライ&エラーで頑張っていきます!」と言ったら、「ん?エラーなんてあるの?トライ&トライなんじゃない?」と言ってくださった方もいましたね。
本当にその通りですよね。
みんな一人一人違うし、同一人物であってもその時々で状況や心身の調子も違うので、同じような結果にならないのも当たり前ですものね。
それに例えば私は、万物について熟知しているわけではないので、知らない!出来ない!考えられない!ことばかりなのは当然なわけです。
そんな私が考えたりやってみたりするのですから、私にとってそれら全部がトライする価値があること!そう考えられるのです。
楽しくてもストレス
3つめは、「楽しくてもストレス」ということについてです。
私はずっと、ストレスというのは、嫌なこと・怖いこと・不安なことなどマイナスなことだけが原因になっていると勘違いしていました。
だから、私がストレスと表現する時には、必ず良くないこととセットになっていました。
でも、カウンセリング技法について教えていただいた心理士からは、何かしらの変化がストレスを引き起こすのだと習ったのです。
その時もまだ私は、「そうかマイナスの方向に変化があったら、気持ちもやられるよね~」と捉える程度で、良く理解はできていませんでした。
その後、私の家族や我が子がお世話になっていたかかりつけ医の説明で、正しく理解できたのです。
「嫌なことやマイナスのことだけでなく、楽しくても嬉しくても、ウキウキして気持ちが盛り上がっても、全部ストレスになるんですよ。」
当時の私は、相当びっくりしましたが、合点がいったのです。
何故なら、我が子は特に何か嫌なことがあった訳でもなさそうなのに学校に行けなかったり、家族や親戚との楽しい行事の前後でも心身の調子を崩していたからです。
心が動く、気持ちが動く、そのことで心身が疲労するという流れがあるということが分かると、我が子や家族の原因不明の不思議な体調不良もよく理解できたのです。
だからといって、楽しい気持ちになることを自分でセーブするのは、なかなか難しいでしょう。
こちらとしても、我が子の笑顔はずっと見ていたいものです。
そういえば私はいつの頃からか、我が子に対して「楽しんだくせにダラダラして!」「自分ではしゃいだんだから、疲れたって言わないでしっかりしなさい!」なんて思うことがなくなりましたよ。
この私の気持ちの変化!これが一番良かったな~と感じているところです。
100人100様以上の無限パターンあり
次は、「100人100様以上の無限パターンあり」ということについて、お伝えいたします。
我が子と話しているとよく、「世の中いろいろあるね~」「人それぞれなんだね~」「私たちもこれでいいんだね~」という気持ちになります。
例えば「値切りコーナーはあるけど何を買えばいいのか分からない。」と我が子。
私が値切りコーナーを必ず覗くので、我が子もそれを真似しようとしたようでした。
覗いたはいいけれど、その先どうしていいのか分からなかったのだそう。
私は、食材や日用品などいつも買うものが値切りになっていれば、たいてい買います。
でも最近は、値切りコーナーの品も半額ではなく20%OFFにしかなっていないことも多いので、最終的な値段を見て考えてしまうことも少なくありません。
そうかと思えば昔私の母は、「値切りになっている時なら、いつもは買わないような(お高い)品も買ってみたりする」と言っていましたね。
我が子と私と母の値切り品に関しての考えや行動は三人三様ですが、それが今現在も全く同じかというとそうではありません。
我が子は最近では、サンドイッチが値切りになっていると好んで買うそうです。
また、値切りになっていても、腐らせてしまいそうだと思ったら買わないようで、学習したと笑っていました。
私は、値切りになっている品が、安い銘柄と同じ位の値段になっていれば即買います!
自分ではなく家族が好きな品の場合には、20%OFFの品でも喜んで買うことがあります。
私の母は、物価高の影響で最終的な値段で判断するようになったと言っています。
値切り品に限ったことではありません、みんな同じ!常に同じ!ということはないのです。
物事の好き嫌いも、得手不得手も、出来る出来ないも、人それぞれどころか、人それぞれその時々で、考えや行動の選択肢は無数にあるわけですね。
一人でしなくていい!人に頼めばいい!
それでは、いよいよ最後の「一人でしなくていい!人に頼めばいい!」ということについてです。
あなたは、自立ってどういうことだと思いますか?
依存しているというのは、どんな状態なんでしょう?
goo辞書によると、
「自立」とは
【1 他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支援や助力を受けずに、存在すること。】
【2 支えるものがなく、そのものだけで立っていること。】
「依存」とは
【他に頼って存在、または生活すること。】
とあります。
私も辞書にある通り、自分のことを自力で何でも出来ていることが「自立」しているということだ、と捉えていました。
決して間違いではなかったわけですが、私は更に「成長していくにつれて大人になるにつれて「自立」できるようになっていかないとならなくて、それが人生の目的なんだ!」くらいに思って信じていたのです。
だから、「依存」するということや「依存」する方法なんて考えもしなかったし、そっちの方向に考えることすら甘えなんじゃないかと勘違いしていました。
「自立」はOK!「依存」はダメ!
そんな考えの私でしたが、周囲の人と比べて出来ていないことが多い我が子からは色々と頼まれることも多く、私の方から手を差し伸べることも少なくありませんでした。
当時、家族の者からは、「いい加減お互い依存しあってないで、ちゃんと自立しないとダメだ。」と言われたこともあるくらいです。
私のことも子どものことも非難されて否定されているような気持ちになって、「私も我が子もお互いに依存しあっているのか……私たちはそんな酷い状態なのか…。」と、酷くショックを受け悲しく打ちひしがれたものです。
でもその後、「自立」と「依存」について勉強する機会があり、「自分は既に今、日常生活のあらゆる場面で人に依存している」ということを改めて知ることとなりました。
私は夫が外で働いたお金を使って、農家の方が作ったお米を買い、電気屋さんで買った炊飯器で調理し、家業だった両親が作った食器に盛り食べているのです。
自分が出来ないことは他の誰かがしてくれていて、そのことに頼っている、たったそれだけのことなのです実は。
だから、もしも……。
コミュニケーションに苦手意識があって教習所に通えなくて車が運転できなかったら。
電気が使えて炊飯器があっても、お米を買いに行く気力がなかったら。
自分の体調の変化にも気づきにくかったら。
自分で何もかもしないといけないと思い込んで、誰にも何にも頼れなかったら、依存できるところがなかったら。
移動手段が限られたり、必要な食事がとれなかったり、体調が悪くなったり……。
これだとまるで、ちゃんした生活ができていなくて、自立出来ていないかのようになってしまいますね。
でも例えば、近くにコンビニがあったら!タクシーが呼べれば!宅配をお願いすれば!いつでも電話やオンラインで相談できたら、体調を崩さずに暮らせるのではないでしょうか。
誰もが皆、自分以外の他の誰かを味方につけて、自分に都合のいい方法や物を上手に使って、自立した生活を送っているのですね。
「人は他の何かに依存してはじめて自立して生きられる」ということになりますね。
発達障がいがあるお子さんを支えるお母さんの気持ちについては、こちらでもお話ししていますので、よろしければご覧くださいね。
⇒「発達障がいがある子を持つ親の気持ち!心を解放するフレーズ集Ⅰ」はこちらです。
⇒「発達障がいがある子を持つ親の気持ち!心を解放するフレーズ集Ⅱ」はこちらです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「発達障がいがある子を持つ親の気持ち!心を解放するフレーズ集Ⅲ」というテーマでお届けしてまいりました。
言葉は、使われる人や場面によって意味することが違ってくることもありますが、だからこそ言葉のチョイスや使い方などによって、気持ちの持ちようがガラッと変わって救われることもあるのではないでしょうか。
あなたに響くフレーズが、今回ご紹介した中にもありましたか?
あなたにはもう既に、心が解放されて全身に浸透するような言葉やフレーズが舞い込んできているかもしれませんね!
それらを是非、あなたのお子さんとも共有して、お二人だけの素敵なフレーズも生み出していってくださいね。
それでは今回は、こちらで失礼いたします。
最後までお読みくださって、どうもありがとうございました。
感覚チューニスト ゆう
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