発達障がいを受容できない!親の気持ちを楽にする5つの気づき!

こんにちは

お子さんの発達が気になるお母さんの味方

感覚チューニストのゆうです。

 

 

あなたがこちらを読まれているということは、お子さんの発達障がいを受け入れられなくて、苦しんでいらっしゃるのでしょうか。

これまで何でもなかったのに……発達障がいだなんて信じられない!

今からでも、何かをどうにか出来ないの!

過去のことを悔やんだり、闇雲にどうにかならないかと思い悩んだりしても仕方がないんだと、頭のどこかでは分かっているのに、どうしてもその思いが膨らんできてしまうのではないかと、お察しします。

私も、否定的な思いに占領された頭を抱えて、毎日苦しい気持ちで過ごしていました。

あなたも、目の前で苦しんでいるお子さんのことを思って、親としてこれではいけないと、さらに苦しい気持ちになってしまうこともあるでしょう。

どうしたら、そんな苦しい毎日から脱出できるのでしょう。

一刻も早く、前向きな気持ちになりたいですよね。

我が子に発達障がいがあるということを受容できたら、気持ちが一気に楽になるのに……。

だけど、何をどう考えたらいいのか分からないし、心配だし不安だし、結局どんよりと沈んだ毎日を送るしかないのですよね。

心臓をギュッと捕まれているように苦しかったこと、私も思い出します。 あなたも、そうではありませんか?

でも、大丈夫ですよ。

今回は、あなたがどうしたら気持ちを楽にすることが出来るのかについて、お伝えしていきたいと思っています。

それでは、発達障がいを受容できない!親の気持ちを楽にする5つの気づき!というテーマでお話ししてまいりますね。

 

あなたがお子さんの発達障がいを受容できない理由とは

何のショックも受けずに、お子さんに発達障がいがあることをすんなり受容できて、いつもと変わらない気持ちでいられた……。

そういうお母さんに、私は会ったことがありません。

今では楽な気持ちでいられている私も、かつては世の中で一番苦しんでいるのではないかと思うほど、辛い気持ちを抱えて過ごしていました。

まずは、それを思い出しながら、あなたがお子さんの発達障がいを受容できない理由を、一緒に考えてみたいと思います。

 

未来が普通ではなくなってしまったと思っている

まず1つ目に、「未来が普通ではなくなってしまったと思っている」ということです。

お子さんを授かった時から、その成長を感じながら見守る毎日は、あなたにとって山あり谷ありだったことでしょう。

でも、その山の大きさや険しさ、谷の深さや暗闇が、それまでと比べものにならないほど強烈になったのが、発達障がいという言葉が耳に入ってきてからだったのではないかと思います。

それと同時に、特に大きな不安も疑問も持つことなく、「この先はこんな風になるかな~。将来はああしたいな~。」と想像していた未来までも、一瞬で崩れてしまったのではないでしょうか。

身近に、発達障がいという言葉がある場合の未来なんて、想像すらしていなかったことでしょう。

だから、ごくごく自然に想像していた「普通の未来」が、突然全く知らない「未知の未来」になってしまったと、感じてしまうわけです。

これから起こることについて、全く知らない!どうなるか全く分からない!という心境なのではないかと思います。

つまり、非常に不安な未来に突入していくような錯覚に陥ってしまって、それ以外には何も想像できず、そこから抜け出すことも大変難しくなっているのですね。

 

我が子は変わってしまったと感じている

次に、「我が子は変わってしまったと感じている」ということがあります。

お子さんに発達障がいがあると分かってから、あなたのお子さんへの印象や見る目がガラッと変わってしまったと、いうことはないでしょうか。

「この子は、発達障がいがある子なんだ……。」

あなたが知っているお子さんと、目の前にいるお子さんは違う人になってしまったような気持ちになったことはありませんか?

「他の子どもとは違う子だったんだ……。」

それまでのお子さんの成長過程や笑顔、仕草などまでが、真実ではなかったような勘違いをしてしまったことは?

「私の知っている我が子じゃない!」

あなたが知っているお子さんは、全部幻だったのかと、説明できないような変な気持ちになったこともあるかもしれません。

お子さんのことを「前とは違うんだ!変わってしまったんだ!」と感じてしまっていたら、発達障がいがあるからどうのこうのというだけではなく、お子さんの存在そのものまで受け入れがたい、そんな気持ちにまでなってしまうことだってあると思います。

 

自分に何か原因があるのではないかと責めている

それでは3つ目に、「自分に何か原因があるのではないかと責めている」ということがあります。

こちらも、ご自分が産んだお子さんだからこそ、愛情いっぱいに育ててきたからこその、自然な気持ちの流れだと私は思います。

目の前にいるお子さんは、あなたのお腹の中にいた時から、ずっとずっとあなたと一緒だったのですよね。

お子さんのことは、他の誰よりも良く知っている!と言えるほど、これ以上ないくらい身近な存在であるに違いありません。

だから、何か決定的な原因があったのではないかと、それをご自分の中に探してしまうのです。

お子さんと多くの時間一緒に過ごしてきた、あなたの関わり方に何か間違いがあったに違いないと、疑いたくもなるでしょう。

そうやってご自分を責めながらも、もしもそれが真実だったら……と思うと怖くて怖くて、振り返りたくない気持ちもあるはずです。

泣いても泣いても解決しない、真っ暗な渦の中に取り残されたような気持ちになりながら、それでもご自分を責め続けてしまって……。

もう他のことは何も考えられないほど、精神的に一杯一杯になってしまうのですね。

 

発達障がいがあると言われる前に戻りたいという一心

次の4つ目は、「発達障がいがあると言われる前に戻りたいという一心」について、お話しいたします。

こちらも、多くのお母さんが、心の奥深くで叫んでいることに違いありません。

過去には戻れない!そんな当たり前のことは分かっている……。

前が良かった!そんなことを考えるなんて、我が子を否定していることと同じ……。

そう十分承知しているからこそ、口にすることは出来ないけれど、それでも前に戻りたい気持ちで一杯になるのです。

発達障がいがあると分かる前の、心穏やかな何でもなかった日々に戻りたい!

そんな一心なわけです。

「今、一番どうしたい」? かつての私なら、過去に戻りたい!と泣きじゃくりながら即答します。

例え昔に戻れたとしても、だからどうしたらいいかなんて分かりませんが、とにかく何でもいいから、今じゃないところに行きたい!

そんな、だだをこねる子どもみたいな気持ちです。

 

自分は発達障がいについて知らないし何も出来ないと思っている

最後に5つ目の、「自分は発達障がいについて知らないし何も出来ないと思っている」ということについてです。

これも、不安と心配と悩みの真っ只中にいると、そう思ってしまうのは当然でしょう。

今のあなたは、発達障がいについて何も知らないし、ご自分が出来ることなんて何もないと、思い込んでいるのではないでしょうか。

まだ赤ちゃんだったお子さんが、おむつを交換してあげても!おっぱいやミルクをあげても!ずっとずっと泣き続けている時に、もう何が何だか分からない!何も出来ることがない!と途方にくれた時のように……。

あなたは、発達障がいや発達障がいがあるお子さんのことについて、いくら調べても安心した気持ちになれなくて、いくら頑張ってやってみても出来ている気がしなくて、もう自分には無理だと行き詰まりを感じているのではありませんか?

発達のことに限らず、知らない!出来ない!と思ってしまっていると、そこから別の方向に考えを巡らせるのは難しいでしょう。

だからこそ、あなたは、どよんと停滞した気持ちから抜け出せずに苦しんでいるのですね。

 

発達障がいを受容し気持ちが楽になる5つの気づき

いかがでしたか?

あなたが発達障がいを受容できない理由にも、思い当たるところがあったでしょうか。

これらの心境にあるうちは、気持ちの変化はなかなか期待できないものです。

そこでここからは、かつて苦しい気持ちでいた私に心境の変化をもたらしてくれた、発達障がいを受容して気持ちが楽になるための5つの気づきを、ご紹介したいと思います。

 

あなたは既に一生懸命頑張っている!

まず1つ目の気づきは、「あなたは既に一生懸命頑張っている!」ということです。

あなたは、お子さんに発達障がいがあると分かってから、もうどのくらいになりますか?

まだ日が浅いのでしょうか?

それとも、もう何年も経っているのでしょうか?

その期間がどのくらいであったとしても、思い出してみて欲しいのです。

あなたが、毎日毎日、どんな気持ちだったか!何をしてきたか!

発達障がいのことを理解したい!そんな一心で、発達のことについて書かれている本を読みあさり、夜遅くまでネットで検索をして……。

お子さんのことを考えない日はなく、考えるたびに悩んで、来る日も来る日も懸命に歩んでいらしたことと思います。

目の前で苦しんでいる、困っているお子さんを必死に見守りながら、自分のことのように心を痛めて涙してきたのではありませんか?

そんなこと、あなたのこれまでの人生で、他にあったでしょうか……。

人生で初めて!と言っても過言ではないのではないかと思います。

生まれて初めての事に、寝る間を惜しんで、食事もそこそこに、もうこれ以上ないほどに考えて悩んでいらしたのではありませんか?

あなたほど、お子さんのことを真剣に深く思い続けていらっしゃる方は、他にいないに違いありません。

あなたは、きっと他の誰よりも、もう十分一生懸命頑張っている!

ちょっと深呼吸してみてください。

ご自分のこれまでの頑張りを振り返って、今のあなたを見てあげましょう。

 

発達障がいの原因は遺伝や育て方ではない!

2つ目に気づいていただきたいのは、「発達障がいの原因は遺伝や育て方ではない!」ということです。

あなたも、既に学ばれていてご存知かもしれませんが、改めてお伝えいたします。

現段階で、発達障がいの原因は、遺伝や育て方によるものではないとされています。

発達障がいのことについて、よく知らない人が何か言っても、それに心を乱される必要はないのです。

かつての私は、自分に何か原因があるのではないかと怖くなり、育て方に失敗してしまったのではないかと後悔していました。

そのような思いを、なかなか拭い去れなくて、自分を責めるしかなかったのです。

でも、それも所詮、何も知らない私が何の根拠もないまま、勝手に想像して苦しんでいただけのことだった、ということです。

発達障がい専門の医師や研究者が、今まさに発信している見解や言葉を、自信を持って信じましょう!

お子さんの発達障がいは、遺伝によるものではありません

あなたの育て方が間違っていて、そのせいで発達障がいになったのはないのです。

 

お子さんは何も変わっていない!

それでは3つ目の気づき、「お子さんは何も変わっていない!」ということについて、お伝えいたします。

お子さんは、発達障がいがあると分かる前と分かった後で、何かが変化してしまったのでしょうか。

突然、SF映画のように、見たこともないような生き物の姿になったり……?

理解できない言語で、交信を求めてくるようになったとか……??

そんなことはないでしょう。

昨日と変わらず、あなたが見慣れた背格好ではないかと思います。

いつもと変わらず、「おはよう」と挨拶を交わしたのではないでしょうか。

お子さんは以前と何も変わっていないはずです。

昨日も今日も明日も、あなたの大事なお子さんであるだけなのですよね。

何かが変わったのだとしたら、それは……。

お子さんはこれまで一生懸命頑張ってきていたのだ!ということが、分かったか分かっていなかったか、という違いだけだと思います。

発達障がいがあると分かる前までは、お子さんは、ありのままの自分でいることが出来ずに苦しんでいたのかもしれません。

それが分かった今後は、お子さんがお子さん本来のままでいられて、大変さや苦しさから解放される毎日に変えていけるわけです。

お子さんは何も変わっていない!ばかりか、お子さんは何も変わらなくていい!ということになりますね。

 

お子さんのことをもっと知ることが出来るチャンス!

4つ目の気づきは、「お子さんのことをもっと知ることができるチャンス!」ということになります。

あなたは、お子さんのことを、何もかも漏れなくすっかりご存知でしょうか。

あなたの見え方でしか、お子さんのことが見えていなかった……。

お子さんが声に出せたことの中から、あなたなりに聞き取ったようにしか理解できていなかった……。

そんなことはないでしょうか。

私は、我が子のことを全然分かっていなかった!と知ったときに、愕然としました。

人はそれぞれ違った人間であって全く同じではない、ということを忘れてしまっていたのです。

自分が得意なことや苦手なことは、我が子もきっと同じ感じなんだろうと、勘違いしてしまっていたのです。

あなたは、お子さんの考え方や様子などについて、「絶対こうだ!」と自信満々だったのに全くの外れだった、ということはないでしょうか?

今目の前にいるお子さんは、あなたの頭の中にいるお子さんとは違う面をいっぱい持っています。

お子さんは、あなたが知っているより、もっともっと魅力あふれる素敵な人物に違いありません!

たった今から、それを知っていくことができるのです!

この先は、そんな素晴らしいことばかりが待っているのです!

そのことに気づけた頃から、私は我が子のありのままを受容できるようになったように思い出します。

 

あなたは何も出来ないのではなく何が出来るか知らないだけ!

それでは最後の気づき、「あなたは何も出来ないのではなく何が出来るか知らないだけ!」についてお話しいたします。

自分は、まだまだ我が子のことについて良く知らないからダメで、何をどうしたらいいのかも全く分からないから、どうしようもない!

私は、そう思ってしまっていたことがありました。

だから、何も出来ない気がして、困ったり焦るしかなかったのです。

あなたも、そうではありませんか?

医師でもなく発達障がい専門の心理士でもない、お母さんだからこそ出来ることがあって、お母さんにしか出来ないことだってあるのに……。

あなたは、お子さんにとってたった一人の大事な大事なお母さん!唯一無二の尊い存在です。

何が出来るのか!何をしたらいいのか!と知ることで、迷うことなく前に進んでいけるはずなんです。

そのために、今あなたは、この記事に目をとめてくださっているのではないでしょうか。

大事な大事なお子さんのために、これからご自分はどう考えたらいいのかと、既に前を向いていらっしゃるのですよね。

そう!

あなたは今から、知らないことを知って、あなたなら何が出来るかを選択して、それをどんどん実践していけるという、素晴らしい地点に立っているのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、発達障がいを受容できない!親の気持ちを楽にする5つの気づき!というテーマでお届けしてまいりました。

我が子に発達障がいがある!ということを知った時、心がかき乱されないお母さんはいないと思います。

辛くて苦しくてどうしても受容できないけれど、お子さんのことを心の底から案じていて、全身全霊で守りたい!というお気持ちで一杯に違いありません。

そんなあなたには、是非今回ご紹介した5つのことに気づいていただきたいのです。

ご自分を、追い詰め続けていませんか?

肩の力を抜いて、楽になっていいのですよ。

大丈夫!

お子さんは、これまでと変わらずあなたの大事なお子さんのままで、自分と向き合う貴重な時間を過ごしながら、あなたの笑顔を待っていてくれますからね。

 

 

それでは今回は、こちらで失礼いたします。

最後までお読みくださって、どうもありがとうございました。

感覚チューニスト ゆう

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