発達障がいを親が辛いと感じた時の相談先とは

こんにちは
お子さんの発達が気になるお母さんの味方
感覚チューニストのゆうです。

 

 

あなたが辛いと感じる時は、どんな時ですか?

発達が気になるお子さんが、腹痛や頭痛に耐え苦しんでいる時ですか?

もしかすると、お子さんは朝布団から起き上がれなかったり、ご飯が食べられなかったりしているのではありませんか?

眠れなかった……と、憔悴した顔で、朝からあなたに訴えたりはしていないでしょうか。

お母さんであるあなたは、そんなお子さんの姿をご覧になって、可哀想で涙が出ると思います。

心が締め付けられて……辛い……ですよね。

私は今でも、当時を思い出すと涙が出ます。

それからあなたは、お子さんのためを思った言動について、何故か非難されて、更に辛い気持ちに追い込まれることはありませんか?

そんな時は、穏やかな気持ちでいられた昔に戻りたい……と、思ってしまうこともありませんか?

でも、あなたは、以前に戻ることは出来ないと分かっているのですよね。

だから、せめて誰かに辛い気持ちを打ち明けたいと思って、誰に話そうかと相談できそうな方の顔を思い浮かべたりはしませんか?

だけど、「発達障がい」とは言い出しにくいし、言いたくないし、……言えない!

そうして、誰かに相談できることなく、辛い気持ちをご自分の中にためて悩んでいるのだと思います。

戻れない……進めない……誰にも相談できない……辛い……、もう、どうしていいか分からないのですね?

大丈夫です、あなたが安心して話せる相談先はきっとありますから、安心してください。

そこで今回は、発達障がいを親が辛いと感じた時の相談先についてお話ししていきますね。

 

親が辛い気持ちになる時に誰がいるのか

お母さんであるあなたが辛いのは、愛するお子さんが苦しんでいる姿をご覧になっているからですよね。

苦しむ「お子さん」を前にして、それだけでも十分お辛いと思います。

他にも、あなたの辛い気持ちに関係している「人」がいると思うのですが、あなたには思い当たる「人」がいますか?

私は、その「人」やその「人」の様子が、あなたの辛さを更に大きくしてしまっているのではないかしらと考えています。

実は、私がそうだったからです。

そこで、あなたの辛い気持ちにも関係しているかもしれない「人」とは一体誰なのか、一緒に考えていきませんか?

そして、それを踏まえて、辛いあなたが相談できる先を探していきましょう。

私がおすすめする相談先もご紹介いたしますので、安心して読み進めていってくださいね。

 

苦しむ我が子がいる

辛い気持ちの向こうにいる人の1人目は、もちろん苦しむ我が子です。

当然です!!声を大きくして言いたいですね。

大事な大事な我が子が苦しみに耐えている姿は、辛く悲しく、何としても手を差し伸べたくなると思います。

あなたはいかがですか?

私も、そうでした……本当に辛いものです。

それに、その痛みや吐き気などの苦しみは、「熱が出たら熱冷まし!」のように簡単に解消される方法がないことが多いのですよね。

あなたのお子さんの場合も、原因が理由がはっきりしない症状も多いはずです。

突然襲う強烈な痛みや吐き気に、何度も何度も我が子が耐えていると思うと……、グッとこらえて頑張っていると思うと……、目の前にいなくても辛い気持ちになりますね。

 

否定される我が子がいる

2人目は、否定される我が子です。

こちらは、苦しんでいる様子を否定されてしまう状況にある、もう一人の我が子、ということになります。

お子さんは、まわりから否定されてしまうようなことはありませんか?

発達障がいが原因の症状なのに、まわりから「怠け」とか「気持ちの問題」と決めつけられて、否定されてしまうことはないでしょうか?

私は、そういう状況にある我が子を見て、一瞬で辛い気持ちに落とされたことが少なくありませんでした。

あなたも、お子さんを否定する心ない言葉を耳にして、本当に辛くて仕方がないのではないかと思います。

決して、やる気や気合いが足りないわけではないのです。

自分ではコントロールできなくて苦しむ様子すら否定されてしまって、お母さんは辛い気持ちになってしまうのですね。

 

非難される自分がいる

そして3人目が、非難される自分です。

ご自分が登場するのは、当たり前だと思われましたか?

そうなんです、当たり前なのですが、ここでは「非難される自分」というあなたになります。

あなたは、お子さんが頑張って耐えている姿を目にして、とても辛い気持ちながらも、どうにかしたいと試行錯誤されていることでしょう。

それなのに、発達障がいについて何も知ろうとしない人が、ケチだけはつけてきて否定してきたら、辛くなりませんか、ということです。

あなたは、これまで以上に勉強して、心を込めてお子さんと向き合っている。

初めてのことで自信はないけれど、出来る範囲でトライしている。

なのに、それすら「甘やかし過ぎ」「いい加減おかしい」と、非難されることはないでしょうか。

ここで私がご紹介したいのは、そういう「非難されるあなた」という「人」なんです。

「非難される自分」を、まさにご自身の中に感じているあなたは、辛くないわけないからです。

 

親が辛くなった時におすすめの相談先

いかがでしたか?

あなたの辛い気持ちの向こうにも、苦しむお子さんや否定されるお子さん、非難されるあなたがいらしたでしょうか。

ここからは、「辛い」と感じた時に、その気持ちを和らげて前に進んでいくためにおすすめの、相談先をご紹介いたします。

私も、とってもお世話になった相談先になります。

あなたが今よりも楽になるために、きっとお役に立つと思います。

全部で4つの相談先をご紹介いたしますので、あなたが相談に行くとしたら……と想像しながら読んでみてくださいね。

 

相談先1.専門医

相談先の1つ目は、専門医です。

体の不調を抱えているお子さんが何かをしたり、そのようなお子さんに何かをさせようとしても、悪循環の中では上手くいきません。

お腹が痛いから登校できない、登校できなくて悩んで、また更に腹痛に苦しむとか……。

ちょっと気持ちが悪いだけならと参加させたら途中で悪化、次からはもう行きたくないと、数日前から気分不良とか……。

そんなお子さんの姿をずっと見続けるなんて、辛い時間が長引くだけだとは思いませんか?

私は、発達が気になる我が子に限らず、家族が体調不良を訴えたら、まずはお医者さんにかかることを考えます。

あなたも、きっとそうですよね。

お腹が痛い、頭が痛い、気持ちが悪い、吐き気がある、下痢をしている、便秘がキツイ、夜眠れない、……などなど。

そのせいで普段の生活に支障がでているのなら、様子を見ていないで、まずはお医者さんにご相談されてみてはいかがでしょうか。

もしも、そのお医者さんの専門ではない別の箇所が原因であり今後の課題だ、ということになれば、他の専門医の存在を教えてくれることでしょう。

私の場合はそうでした。

我が子は体調不良に苦しみ、私はその姿を見て辛くなるという日々の繰り返しでしたが、それも、専門医と相談しながら乗り越えてきました。

もう今では、体調不良は和らいで……というよりも、例えば「痛み」なんて、めったに訴えなくなっていますよ。

母親である私が一人、昔を思い出して涙ぐんでいるくらいです……「苦しかったね、がんばったね。……今、あなたが元気で良かった。」と。

 

相談先2.行政の相談窓口

続いて、相談先の2つ目「行政の相談窓口」についてお話しします。

あなたのお住まいの市町村役場や保健所・保健センターなどには、心の病気や発達のことについて相談できる窓口がありますか?

あれば、気軽に足を運んでみませんか?

そこには、あなたやご家族だけでは想像もできなかった、あなたの辛さの軽減につながる道が用意されているかもしれません。

まずは、電話をかけてみてもいいでしょう。

なかには予約制だったり、例えば「第2・4火曜日の午後に専門の相談員がいます」などということもありますからね。

予約がいっぱいだったりすると、他の相談窓口を紹介してくれる場合だってありますよ。

私はそこで、同じように発達が気になるお子さんを支えている、ご家族の方々が集まる会があることを知りました。

行政の相談窓口の方が、その一覧表をくださったこともあります。

 

相談先3.家族会

では、3つ目の相談先「家族会」についてです。

あらためまして、先ほど出てきたご家族の方々が集まる会「家族会」を、ご紹介いたします。

あなたがお住まいの地域では、「発達の会」「○○クラブ」「家族の集い」等々、別の名前かもしれませんね。

でも、同じ悩みを持つ方々が集まって、それぞれの体験や辛い気持ちを共有して気持ちを楽にしたり、お子さんやご自分に合う方法はないかと相談したり、他の方が話している内容から参考になることを吸収できる場であることに、変わりはないと思います。

あなたには既に、1対1でゆっくり話ができる、心強いお友だちママさんがいるかもしれませんね。

だから、他の相談相手や、これ以上のお付き合いは必要ない、と思われましたか?

でも、1対1では得られない、もっと多くの情報が家族会で得られるとしたら、いかがでしょうか。

家族会で話されている内容は、あなた一人に向かって発信されたものではないと同時に、その内容を別の視点から捉えた話も耳に入ってきたりするのです。

私は、お医者さんや行政の方との会話からでは味わえなかった、「辛い気持ちなのは、私だけではないんだ!」と救われた気持ちになったことが何度もあります。

また、私が頑張ってやっていることが上手くいかない時に、別の方法を紹介していただいたこともあります。

きっと、決まり切った教科書的な回答ではなく、あなたの辛い気持ちを癒やしてくれる会話が広がっているに違いありません。

私は、専門家の意見を否定しているわけではありません。

一般的なことを言ってくださる専門家とは違う、あなたにとってより身近な方法が、話題としてのぼることも少なくないのでは、という私の経験からくる感想です。

あなたも、もしも人と会うのが嫌でなければ、是非足を運んで相談してみてはいかがでしょうか。

あなたの気持ちと合わなそうなら、もう行かないことにする、という選択だってあるのですからね。

それにしたって、実際にあなたが足を運ばないと、分かりませんものね。

 

相談先4.カウンセリング

それでは4つ目の相談先、「カウンセリング」についてお伝えいたします。

発達が気になるお子さんを支える親が辛いと感じた時に、その気持ちをどう整理してととのえるか!

そこで力になってくれるのが、カウンセラーによるカウンセリングです。

カウンセラーは、あなたの気持ちに合わせて、あなたのペースに合わせて、あなたが抱えている課題を一緒に紐解いてくれます。

今のあなたが、どんな気持ちを辛いと感じていて、どうして辛いと感じているのか等々について、親身に相談にのってくれて、色々な視点から考えるのを手伝ってくれます

これからどうしたらいいかということも、カウンセラーと一緒に考えられるので、前に向かって進んでいくことが難しくなくなる、というわけです。

私はそうやって、何度も何度も相談を重ねて、助けていただいてきました。

カウンセリングはきっと、あなたの辛さを和らげるために絶大な効果を発揮するに相談先に違いありません。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、発達障がいを親が辛いと感じた時の相談先、というテーマでお届けいたしました。

発達障がいが原因で、体調不良に苦しむお子さんの姿や、それが他から否定される辛さ、あなたまで非難される辛さによって、昔に戻りたいと思ってしまうのは当然の気持ちだと思います。

戻れないと分かっているけれど、どうしていいのか分からないあなたの悩める気持ちは、専門家や同じ悩みを持つ人に相談してみましょう。

心いくまで聴いてもらえることで辛さが軽減されるでしょう。

それでも、心が晴れない、もっとそばで支えてほしいというときには、ぜひ私にご相談ください。

いつでもお待ちしておりますし、私は、あなたの味方ですからね。

無我夢中で試行錯誤されてきたあなたならきっと、これから進む道が見えてくるのも早いに違いありません。

 

 

それでは、今回はこれにて失礼いたします。

最後までお読みくださって、どうもありがとうございました。

感覚チューニスト ゆう

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